「司書」に詳しい方、教えてください。 子供が「司書」になりたい、と言っています。

Question

「司書」に詳しい方、教えてください。

子供が「司書」になりたい、と言っています。高校の図書館に司書の先生がおいでて、直接相談してみたらしいのですが

「就職口無いし、給料安いし、結婚相手の収入で生活するようなモンだよ」

と言われたそうです。

本当にそうなのでしょうか？

今、大学の専考に迷いが出てきています。

司書になりたくて志望していた大学に「行ってどうする？行ってどうなる？」と揺らいでいますが、親にも分からないので、相談にも乗ってあげられません。

詳しくご存知の方、是非教えてください。
よろしくお願いします。

Answer 1

どのような職業でもそうですが、正規雇用されている人と非正規雇用の人では給与も待遇も全く違います。
司書の場合も、正規雇用であれば、雇用先の一般的な事務職とほぼ同等の給与と待遇が得られます。例えば、公立図書館であれば地方公務員の一般事務職と同じ給与表ですし、私大の図書館であれば大学の事務職と同等です。
非正規の場合には、どこの図書館でも単年度契約か時給制が一般的です。多くの場合、ボーナスも昇級もありません。非正規から正規に成り上がる道もありません。「給料安いし、結婚相手の収入で生活するようなモン」と言われるのは、この非正規のことですね。

ただ、現在、定期的に「司書」職を正規採用しているのは、国立大学と極一部の地方自治体のみです。（国会図書館は、司書職かどうかの切り分けはしていません。）その他のところでは、大半が非正規採用です。地方自治体の図書館も年々、民間に外注になっており雇用数は減っています。正規職を採用する場合でも「司書」職としてではなく、どこへでも移動させられる「一般行政職」として採用した人の中から図書館に配属するケースが多いです。
結果として、数少ない「司書」職の正規採用枠を巡って有資格者が競うこととなり、採用試験の倍率が上がります。最近は、500倍なんて数字を見なくなりましたが、それでも2桁を切ることはまずありません。遠隔地での就職もよくあることです。

採用試験で落ちた人が取る道は3つです。1つは自分を信じて受かるまで受験しなおすこと、1つは正規を諦めて非正規で働くこと、1つは司書を諦めて別の道に行くこと。お子さんが選ぶ道もこのどれかです。可能性を信じてひたすら正規職を目指すか、「司書」の仕事の為に給与や待遇を諦めるか、別の道を進むのか。言い古された言葉ですが、夢は諦めれば終わりです。
最終決定はお子さん自身がされるとして、質問者さんができるのは、どこまでサポートができるかを提示することでしょうかね。いつまでも親に頼って無限に夢を見られても困りますし、期限が切られた方がダメだった場合、諦めもつき易いです。（もちろん、夢をかなえられるのが一番ですが。）

Answer 2

多分その高校内図書室に勤務していた方は、
・司書教諭資格のある教員が図書室も一定時間面倒をみている
・司書資格はある、非常勤職員
のいずれかでは。。と思います。

http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/gakugei/shisyo/04040502.htm
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在学中に司書資格取得可能な大学一覧

資格取得者数は司書・司書補で毎年1万人を超えますが
毎年それほど新規の正規雇用の募集は多くありません。
採用試験（公務員試験の場合もあります）はまずは
ペーパーによる学力試験や論文、その後面接という場合が
多いです。

図書館学関連の専攻があり、有名なのは慶應・筑波です。

司書資格を得るだけなら東大・京大・早稲田などでも可能です。

そのような大学を受験し合格できるなら、司書職以外に大学在学中に
心変わりしたとしても、選択肢は多いのではと思います。
＝就活に対応でき、地頭（じあたま）も良い可能性が高いので。

・・結局何が言いたいのかというと、
お子さんの学力がある程度高いのなら、正規の司書職に就ける
可能性が大きいです。

Answer 3

その通りです。就職口が極端に少ない資格です。http://www.shikakude.com/sikakupaje/shisyo.htmlこれが資格取得のイロハです。

Answer 4

本当ですね、正規の倍率は100倍200倍の世界です

非正規でも10倍以上と言われています、時給は800～1000円ほど、年収200もいかないかと

主婦のパートには良いですが、これで食べていくのは辛いでしょうね