作業潜水士です。 試験内容やテキストの内容はもう、うろ覚えですが、実際に活動している者としての意見として聞いて下さい。 潮流が速いと、作業内容(水中で何をしているか)にもよりますが、当然、流れの無いところでの作業より、潮流に逆らって作業するわけですから、体の運動量が多くなります。 運動量が高まると静脈の血流量が増すことによって血液中の窒素マイクロバブル同士が衝突し、大きな気泡になっていきます。それにより減圧症発生のリスクが高まるのではないでしょうか。 ですので私達潜水士は(基本的には)潮流が激しい場所、大深度潜水ではできるだけ運動量を減らし、潜水時間を減らすか、減圧時間を多めに取ったりしなければなりません。 以下の話は私が潜水業界の実態を話したいから話すことなので、まぁお気になさらずに。 (実際は会社によっては、減圧管理も適当であったり、非常用の酸素が工業用酸素だったり、機材管理も雑であったり、とにかく作業潜水士は仕事やり遂げてナンボの世界なので、安全より作業優先が現状です。死にたくなければならないで下さい。 減圧症に関しては減圧表を守ろうがダイブコンピュータの言うことを聞こうが、なるときはなります。 毎日の作業が本当に命がけです。ここ三年で幸い顔見知りではいませんでしたが、10人以上は死んだという情報を業界の流れから受けています。私の所属している会社でも過去三名亡くなっています。作業中の事故で死んだ場合、元請けのゼネコンなどが金で口封じを遺族にするようです。ごくたまに潜水士死亡の記事が出たりしますが実際はその何倍もの方が死んでます。この前までしていた羽田○港の工事でも何名か亡くなってます。最終的には自分の身は自分で守るしかないのですが死ぬときはどうあがいても死んでしまいます。 海外の作業潜水士は専門学校を出て給料もそれなりに良く、安全対策も日本の十倍は良さそうですね。) あなたが作業潜水士ではなく、水族館勤務やレジャーダイビング(レジャーもレジャーで危険なことはもちろんありますが)などの世界をめざしていることを願います。 試験頑張って下さい。
なるほど:4
ここにあります。 http://homepage2.nifty.com/j-suga/sensuisi.html
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