解決済み
金型の設計とCAMはどちらが難しいかスキルが必要ですか?私は金型でCAMを15年しています。上司からそろそろ設計してみないか?と言われました。そこで悩んでいます。以前先輩の設計から『CAMはいいよな。図面一つだけ見て、加工プログラムを作ればいいから。設計は色々な図面を展開して客先打ち合わせして加工に図面を流す。加工が失敗してもCAMは設計から指示されたようにすればいい。設計は直す方法を考えて図面にして加工指示しないといけない。CAMはスキルがあまり必要でない。一年もすれば取り敢えずできるようになる。3年すればほぼ一人前。設計は3年経ってもまだまだ、育ちにくく奥が深い。CAMは金型が分かってなくても仕事ができる。新しい仕事といっても延長線にすぎない。設計は機構や技術が製品が変われば技術が必要。』と言われました。実際私は15年もCAMをしているのに、金型のことをあまり分かっていません。このまま、ずっとCAMするのか?と言われています。私自身もこのまま、CAMしかできないのは不安です。 実際CAMと設計はどちらが難しく、奥が深いのでしょうか?両方の経験がある方に率直な意見を希望します。
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1人がこの質問に共感しました
スキルが必要なのはやはり設計です、もう20年も金型設計してます もちろん現場上がりですから研磨から見積まですべてできます、 順送型金型が・・・とおっしゃる方がいますがとんでもない誤記です、 射出成型では車の内装から1mm以下の品物までつくりますが 三次元重曲面にあるアンダー処理(8方向スライドとか)スタックモールド 2色成型、コンプッレッション金型、ガスアシスト、などなどプレスやブローと 比較してもとても複雑な金型です、批判はこのくらいにしてと・・・ 設計は経験のはばを広げてくれますので是非やってみては! こうしたらどうだ、とかあのときはこうしたから今度はなどなど 大変ですが経験になりますしモチベーションもあがります、いまどき二次元って 事はないでしょうから三次元設計、慣れれば楽しいですよ。
なるほど:4
難しい質問ですね。 でも、設計もうやる方が絶対良いと思います。 私は最初、製品開発設計をしてました。志願して金型加工を経て、数年してから金型設計させてもらいCAD/CAMは7年ほどやっています。正直な話で金型設計からCAMは製品を完成させる為のプロセスと思っています。確かに、質問者様の先輩のいうのも分かります、設計する前に、鋳造先や開発設計担当者と打ち合わせをしたりその要求を含めて、設計変更したり、部品図を作成する時もコストや加工方法を考慮して金型設計しないといけないですしね。私が経験した事があるのは、プラ型・ダイカスト型・プレス型・曲げ型・ブロー型(これは少しだけ)・トリム型 ・それと、金型ではないのですが、直彫加工の試作品です。個人的には、プラ型、ダイカスト型は難しくて面白いですよ、プラではウエルドやひけやガス処理でよく悩みます。ゲート方案も沢山ありますしね。ダイカストも鋳造品の肌が綺麗に出なくて何度も解析をします。モデリングは金型設計者がやっているんでしょうか?CAMもけして簡単とは到底思えません 加工の出来栄え次第で仕上がりが全然変わります。この辺はよく、ご存知かと思いますが、どういうパスをだしたらいいか、アプローチやエスケープをここはカット出来れば短縮になるとか。等高線加工よりここは走査線加工がいいとかきりないですね。 刃物(エンドミル)もそうですよね、私は3社の刃物を使っていますが、それぞれ特色があり、それもわかっていないと使えないですし、例えば日進のMRBHは摩耗か少なくて仕上げにはとてもいいとか(個人的にはです。)ユニオンの4ボールは荒加工でもチッピングが少なくて助かったとか(個人的にはです。)新しい刃物も気になりますし。きりないです。 設計もCAMも難しくてとても面白いと思います。 しいて、何が難しかった、大変だったかと言われたら、0から開発、企画する製品開発設計でした。
なるほど:1
CAMは経験のない私ですが(汎用機では加工の経験があります)金型は設計をしていました。金型の種類にもよります。個人的な感覚ですが比較的に覚えるが楽なのは射出成型、直圧成型のプラスチック金型です。逆に厄介なのは金属の順送型金型です(これしか経験が有りませんが)。射出成型、直圧成型は金型自体の熱膨張率、その後の収縮率、原料字体の熱膨張、その後の収縮率、率すり合わせ部分等がわかってくると然程苦労はする事はないと思います。問題は金属の順送型金型ですが必ず曲げ等を行った場合スプリング効果により曲がりが少なくなったり逆に多くなったりします。その為抜きの順番、パンチの順番等が需要になってきます。この辺りをクリア出来れば何も問題は無いと思います。 自社の加工機のスペックが知らない人の設計は機械加工上無理な設計をする時が有ります。その為プログラミングをしている肩が設計をするのはメリットが大きいです。個人的意見ですがせっかく会社が機会を与えてくれたのですからスキルアップには最高の条件です。
どちらの仕事も突き詰めていけば苦労の多い仕事だと思います。 設計者はcamの人がいるから安心して設計できます。悪いところは直してもらえるから。 製品が出来ない型図をCAMの人が、ぶつぶついいながら設計図を直している会社もありました。 創造の観点からいくとそれは設計の方が数段面白味が有ります。その分夜も眠れない 命がけの時も有ります。今までにない加工法がうまくいったときは、それはうれしいものです。 儲けは会社に行きますが、苦労しとけば定年になっても、それが資本金になり仕事が出来ます。
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