転職活動で役立つかな~と思って独学で勉強し、1年半で合格しました。 始めた時は、「2級まで取っているから、次目指すなら簿記の最高峰の1級を」と 安易に考えていたのですが……。 いやー、目からウロコが落ちましたね。 特に「意思決定会計」。いわゆる「管理会計」の分野です。 事業を行っていると、大きな投資を行うか否か、注文を引き受けるか否か、自社で作るか外注にするかなど、経営上の判断を迫られる時がありますよね。 そんな時、勘や感覚で決めるのではなく、将来に渡って損益予想を立てて、理論的に結論を出す or 提案できるようにするのが「意思決定会計」です。 2級まではこのような視点がなく、単に計算を行って正しいアウトプットを完成させる事が主目的ですから、この発想に初めて接した時は、「企業はこういう視点で動かしていくのか!」と正直感動しました。 現在は、その興味の延長で「中小企業診断士」の勉強に進んでいます。 余談が多くなりましたが、結論として個人的なアドバイスを。 あなたが上場大企業に転職するつもりであったり、「商業簿記」よりも「工業簿記」「原価計算」の方に興味があるならば、日商簿記1級を目指しても良いかと思います。 しかし、もしそうでないならば、日商1級ではなく直接「税理士試験」を目指した方が後々役に立ちます。 なぜなら、中小企業や原価計算を必要としない職場では、日商1級の知識は「宝の持ち腐れ」になりやすいからです。 日商1級の勉強量は、日商2級の比ではありません。 簡単に見積もっても、2級の約3倍の分量を勉強する事になります。 それだけの労力と時間を使うなら、2級から直接税理士の「簿記論」「財務諸表論」を経て、「法人税」「消費税」まで取得した方が、よっぽど企業で重宝されます。 「税務」の知識は、経理を続けて行く限り避けて通れない不可欠の分野ですが、 日商簿記では1級でもほとんどノータッチで終わってしまいますからね。 でも、他の方がおっしゃっているように、簿記などの資格を取る事だけが人生じゃ ないし、バリバリ働く事が本当に良いかは人ぞれぞれです。 あなたが望む働き方を考えた上で、行動してみてください。
2級は、意味わからなくても受かっちゃうから、1級で初めてぐっとその意味を 理解できるようになるからやる意味はあるのかな。 会計士の勉強をすれば1級で曖昧だったところも、さらに理解できるようになる し、その処理自体がどういう目的を持って現われたのかもわかるようになる。 使わないとしても、仕事に幅が出るし、色んな視点が持てるから、 企業に属する以上役に立つことは間違いないよね。
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