社会福祉士は、援助が必要な人に対して相談に乗るための仕事で、福祉関係の法律や制度、心理学などについて、熟知している必要があります。一般的に福祉系の大学や専門学校を卒業しなければ、受験資格は得られません。
介護福祉士は、高齢者や身体が不自由な人を介護する仕事で、つまりは肉体労働です。3年間の実務経験や、福祉系の高校、高校専修科などを卒業すれば、国家試験の受験資格ができます。国家試験の内容は、社会福祉士に比べれば、はるかに簡単です。また、2年以上の介護関係の専門学校や短大を卒業すれば、国家試験を受けなくても資格を与えられます。