解決済み
技術士(海洋、船舶)について質問です。 先日、上司に何か仕事に役に立つ資格はないかと尋ねたところ、技術士というものがあると言われ、三点気になっていることがあります。①造船所に勤めている作業員が取得を目指すようなものでしょうか? ②また、その資格の有効性は高いでしょうか? ③技術士(海洋、船舶部門)を持っている方はどんな仕事(作業)に従事されているのでしょうか? ご存知の方、持っている方、よろしくお願いします。
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技術士は建設コンサルタントでは必要な資格です。 しかし、それ以外は全くといっていいほど、必要性はありません。 以下、ご質問の回答です。 ①作業員では駄目です。常に創意工夫が求められる設計や開発をしている技術者が目指すものです。 ルーチンワーク程度では取得できません。かといって、試験がそれほど難しい訳ではありませんが。 大学の学部学科を出た人なら、当該部門は難なく合格できます。 しかし、部門と学部学科が一致しなければ難しいかもしれません。 (応用化学科で有機化学をやっていた人が建設部門や上下水道部門を受けるなら、当然難しく感じるでしょう。) ②技術士会の統計情報です。 http://www.engineer.or.jp/c_categories/index02013.html ここに、これまでの受験統計が出ています。船舶・海洋部門の受験者はどれだけいますか? 一方で建設部門はどうでしょうか? この受験者数を判断すれば、自ずとこの資格の有効性や必要性は分かると思います。 もし資格として高い価値があり、必要性があれば受験者数は増えてしかるべきでしょう。 ③残念ながら、船舶・海洋部門の方とは縁がありませんので分かりません。 技術士は技術コンサルタントとして調査・研究・分析、そしてその結果を報告をするのが仕事です。 船舶・海洋部門の場合、クライアントは絞られますよね。そういう企業は限られていて、たいてい大企業です。 そういう会社でわざわざ技術士に依頼するような仕事ってありますか? 土建関連以外は技術士でなければできない仕事はありません。 技術士の看板を自宅に掲げる、名刺に「技術士」と書く場合に必要になる程度です。 まあ土建関係者以外で技術士を明確に理解している人なんて、本当に少ないでしょうけど。 果たして、そんな資格が役に立つでしょうか。 もはや、名誉とも言い難いこの資格を持っている人で、 「技術士様」よろしく、やたら威張るなんてことはありますが。 まあ特に高齢の方々ですけどね。 受験に際しては熟慮されることをおすすめします。 なお、現在は航空・宇宙部門と統合されました。
なるほど:1
分野は違いますが、土木では、最高位の資格です。大手の会社では、持っていても、役に立たないと言っている方もいるようですが、地方の小企業では、業務を受注するためには、今後、必須となる重要な資格です。
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