外交官になるために、高校2年でできることって何ですか?

Question

外交官になるために、高校2年でできることって何ですか?高校2年生男子です。
大学は、内部進学で青山学院大学のいずれかの学部(第1希望は国際政治経済学部政治学科です)に入学する予定です。
もう少し早ければ他大学受験も考えたのですが、今からだと遅いと思い、他の勉強に専念しようと考えました。

高校生でも始められることを教えてください。

あと、1種外交官になるには青学だと難しいという旨の回答が多く見受けられるのですが、それはどうしてですか?

青学国際政経のHPを読むと、過去に卒業生で外交官になった方がいらっしゃるそうです。

Answer 1

外交官は２種類に大別されます。国家１種のキャリア外交官と、外務省専門職員です。外務省専門職員の方は中堅外交官として活躍しますが、こちらは青学からの合格者は毎年数名います。外専は、試験と面接ですが、選考では大学名は伏せて行われるので大学名は関係ありません。国家１種の方も大学名では差別されませんが、青学からの合格は難しいと思います。というのも、国家１種から外務省は典型的なエリートコースで、東大(法)出身者がほとんどだからです。試験の結果が重要ですが、国家１種は科目数が多いので私立３科目受験者は対応しきれないということがあります；教養として理系科目なども出題されます。国家１種に通過する程度の学力があれば、普通は東大か早慶には受かるのが普通なので、青学から国家１種を通過するのはかなり至難の業です；そもそも青学から国家１種通過者は稀。さらに外務省は、官僚の御三家で、かなり上位でないと入省は無理です。

東大生はペーパーテストにおいては日本一の集団ですので、彼らの国家１種の試験の成績で勝ち外務省に入るのは至難の業です。早慶から国家１種に受かる人もいますが、彼らの大半は東大に落ちてセンター利用などで入り、国家１種を受けている人達。国家１種に受かるのは超高学力な人達ですが、それだけの学力があれば普通は東大クラスの大学に入るのです。

形式的に青学だから落とされることはありません。しかし、試験の結果で落とされることが目に見えています。もし、それでも青学がいいというのであれば、青学に入ったらすぐに、国家１種の対策をはじめて、一日10時間とか勉強した方が良いでしょうね。

東大文1はセンター６教科７科目で91%程度取得した上でさらに2次代ゼミ偏差値は４教科（数学含む）で71です。青学国政経は、１回の試験だけで、３教科でせいぜい60程度ですよね。学力において大きな差があるのです。

Answer 2

英語の猛勉強ですね、高校時代は。

Answer 3

結局は自分です｡青学だって素敵なところです｡まずはⅠ種の試験の形式を見てみてください｡大学生になったら専門知識を学びながらⅠ種試験に向けての勉強をしましょう｡たしか国際法とか入ってた気がします..｡大学院は海外にして違う視点から外交を学んでからでも遅くないです｡外交官になるのが夢ではなぐ外交官になって立派に仕事をすることが夢ならば、焦る必要はありません｡いろいろなことをいろいろな角度から経験することはすごく大事ですよ｡

Answer 4

青学に限らず、出身校によって差別されることはありません。実力があるかどうかです。
高校２年で外交官になるためにできること、外交官の仕事にすぐ役立つことはないと思いますが、英語、国語、世界史、日本史はしっかりと勉強した方が良いと思います。外交官に限らず、外国人と交流する上でのベースになります。

受験勉強は、苦痛なものですが、幅広い最小限必要な知識を効率よく整理して覚えるためには、後から振り返って役に立ったと思います。内部進学が悪いとは言いませんが、高校２年で、あと１年弱あるのに他大学受験の準備を始めるには遅いというのは少し弱気すぎると思います。積極的な理由で内部進学を選択するのであれば良いのですが、消極的な理由では将来何かうまくいかなかったときに後悔すると思います。