解決済み
PAエンジニアという職業について教えてください。 主に何をするのでしょうか? 何か楽器を弾いたりする能力がないと厳しかったりするのでしょうか?PAエンジニアに必要な能力がどのようなものなのか教えていただきたいです。
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舞台音響の仕事に携わっている者です。 詳しく書きますか。 PAとはPublic Addressの略で、 日本語に直訳すると「公衆の面々に伝達する」 という意味になります。媒体は音です。 PAエンジニアとはそれに携わる技術者の事になります。 ですので、駅の構内放送、デパートの館内放送を操作する人も 立派なPAエンジニアというわけなんですが・・・。 質問者さんの想像している人は恐らく音楽のLive でコンソールをオペレートしている人ですよね。 その場合の人をSRエンジニアと呼びます。 このあたりが仕事につくと結構重要で。 理屈っぽい話はこの辺にして・・・。 質問① 主に何をするのでしょうか?> 音を拡声する仕事であれば、本当に何でもします。 お祭りの仕事だったり、工事現場の集会だったり、 極端に言えば、選挙車の拡声のセッティングだったり。 よくPAを音楽の仕事だと勘違いして入ってくる人がいますけど、 PAの仕事の割合で言うと、実際に楽器の音をミックスして拡声 する仕事なんで、殆どありません。 今のご時世、少子化によりイベント数も激減していて、大手のPA会社でも 音楽専門にやっている会社は殆どないと思います。 厳しい言い方ですが、音楽の仕事だと思ったらまず務まりません。 そういう人はすぐに辞めて行きます。 質問② 何か楽器を弾いたりする能力がないと厳しかったりするのでしょうか? > 楽器は弾けるに越した事はないと思いますが、今から練習しようとは 思わなくて良いと思います。それよりは基礎学力がないと厳しいかな。 PAの専門書は漢字ばっかりだし、難しい数学の公式も出てきます。 質問③ PAエンジニアに必要な能力がどのようなものなのか教えていただきたいです。> どんな能力を持っていても損にはなりません。 主に電気を扱う仕事なので、電気の知識もそうですが、 英語を読める能力。図面を引ける能力。読解力。漢字を読める能力。 エクセルを操作出来る能力。コミュニケーション能力。 でもやっぱり最終的には「追求心」ですかね。 「知りたがり」と言うんでしょうか。 音響機材の進歩は早いです。それに付いていけるかどうか。 自分がなぜ失敗したか、追求できる能力。 社会情勢も含めて興味を持っていないとお客さんとの会話 にもついていけないですし。 どうやったらコミュニケーションが上手く取れるか、追求していく 姿勢も大切ですね。 体力、判断力は現場をこなしている内について来ます。 最後に・・・ PAは本当に厳しい仕事です。ミスをすると先輩から蹴られたり、 仕事をさせて貰えなくなり、クビになります。 呆然とPAの仕事がしたいのであれば、辞めておいた方が良いです。 正直今後、技術の進歩と共に社会の需要はなくなって来るでしょう。 それでもやりたいのなら頑張って下さい。 音が好きなら楽しい事もいっぱいあります。 長々失礼しました。
なるほど:1
PAエンジニアとは、「Public Address System(PA)」と呼ばれる音響機材を使って、それぞればらばらの音量を持つ様々な楽器や歌声の音量調整をし、観客や演奏者にとって聴きやすい音声を提供する職業です。音楽のミキシング作業の他、舞台上のマイクセッティング、コンサート前の舞台の設営などに関わることになります。力仕事がつきものの職業となりますので、この職業を目指す場合、体力があることは必須条件となるようです。 また、エンジニアとしての技術や知識はいうまでもありませんが、より良いサウンドを作り上げるセンスとクリエイティブ性が問われる仕事です。また、他の音響系エンジニアよりも多く求められるのは現場での音量バランスを適切に判断する感覚と、トラブルの発生を未然に食い止めて、仮に起きたとしてもそれを迅速に解決できる経験とスキルが必要です。
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