解決済み
測量では、角度と距離を測定し座標などを計算します。 近年、測量技術の進歩により、距離は1mm単位で測定でき、角度は10″単位で測定します(2級トランシット) 角度は、機械調整により読定値の表示を5″単位などに変更できるものもあります なぜ、2対回するのかというと、「測量精度を上げるため」となります どういうことかというと 角度は、遠くなればなるほど精度が落ちます 下の図で10″の角度があるとします その時10m先のx1は、いくらになるでしょう? SIN(0°0′10″)×10m= 0.00048・・・・なので1mmもありませんが 100m先のx2では、0.00484・・・となり、四捨五入で5mmあることになります。 10″表示の器械を使用して100m先を測定すると無条件に5mmほど誤差が発生することになります しかし、1対回する事により、同じ箇所を2回測定することになります そして、測定値を平均することにより、10″÷ 2 = 5″単位になります 2対回すると10″÷ 4 = 2.5(3″)単位になります 1回しか計らなければ最小表示の10″ですが 回数を増やし、平均することにより最小値が 3″で計算できるようになります よって、測量精度が上がるというわけです 測量の作業規定では、作業内容に応じて、使用する機械、最小読定値、対回数などが決められています
なるほど:5
測量の精度を上げる為です。 後視点と前視点の内角を観測するのですが、単純に単角でも角度は、出ますが、それだけでは間違いがあっても 気付きません。 そこで望遠鏡を反転して対回観測します。その事によって観測結果が2つ出ます。 対回すると言う意味は、望遠鏡の正での角度、反での角度を出す事によって、観測誤差の平均及び器械の誤差を 少なくする事ができます。 更に2対回観測する事で、倍角差、観測差の対比が出来るので更に精度はあがります。
なるほど:1
測量の精度を上げる為です。 逆に言うと測量誤差を小さくする為に行います。
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