退職勧奨を受けて咳喘息が悪化したら、会社から医療費などは払ってもらえますか？咳で一日休み、次の日に遅刻しただけで退職勧奨…

Question

退職勧奨を受けて咳喘息が悪化したら、会社から医療費などは払ってもらえますか？咳で一日休み、次の日に遅刻しただけで退職勧奨されました。次の日に今度は会長と社長が「退職勧奨は撤回する。その代わり、今辞めたら退職金3ヶ月分出す。辞めたくないなら営業部に異動。労働基準監督署や弁護士にも相談しても何も問題無い」と言われました。咳で休んで診断書も出してるのに、営業部で電話営業することになりました。それからお医者さんに相談したら咳喘息だということがわかり、電話営業はダメだと診断書をもらいました。それを会社に出したら、休職となりました。ただ、治療費が4万以上超えた為、納得できません。何枚も診断書出してるので、診断書代だけで2万もかかってます。せめてそれだけでも会社に請求したいのですが、それは可能でしょうか？

補足

就業規則には診断書代は自己負担と書いてます。

多忙の為、病院に行く暇も無かったけど頑張って働いていたのに、一日欠席と遅刻だけで退職勧奨されて、それでも次の日に出社したら「咳してないじゃん」「皆に嫌われてた」とか言われて辛かったんです。

何度も咳が出るので、電話営業じゃない仕事は無いか聞いて、今の状態を書いた診断書も何枚も出しているのですが、「電話営業しかさせない」と言われたから納得できないです。

Answer 1

>退職勧奨を受けて咳喘息が悪化したら、会社から医療費などは払ってもらえますか？

労災認定を受けられれば、国が療養費を支払います。
退職勧奨と咳喘息悪化との因果関係に相当性があると認められるかですが、かなり困難だとは思います。
1ヶ月の時間外労働が100時間超又は過去2から6ヶ月の平均の時間外労働が80時間超であれば、結果論として認められる可能性はあります。
退職勧奨での悪化というのは、まず無理でしょうね。
何時間にもわたって監禁状態で退職の強要を受けていて、会社も認めるのであれば、認定されるかもしれません。

民事的には、退職勧奨と咳喘息悪化との因果関係を立証して、医療費を請求すれば、認められるかもしれません。
判断を要するので、簡易裁判所での少額訴訟では難しいと思います。

＞診断書代だけで2万もかかってます。せめてそれだけでも会社に請求したいのですが、それは可能でしょうか？

これも民事の問題なので話し合いになります。
就業規則で、診断書の提出を義務付けており、費用は会社が負担すると規定があるのであれば、権利義務が発生するので、請求できます。
何も記載がないのであれば、当事者間で話し合い、解決できなければ、裁判所の判断を仰ぐことです。

正直なところ質問の内容は訴訟を提起するほどの価値はないと思います。
休職で訴訟が提起されるのは、職場復帰が可能か同化の判断の争いです。