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日商簿記2級です、圧縮記帳について当社は固定資産を実質いくらで取得したという状況を仕訳上で表したいから国庫補助金受贈益の価格分だけ固定資産の取得原価を減らすと習いました。でも取得限界を減らしてしまうと原価償却費が少なくなり利益がその分増える、そしてそれに課税される法人税も大きくなりますよね、つまり長期間で見ると国庫補助金にかかる法人税分をを払っている事になるから、結局わざわざ固定資産圧縮損(費用)を計上して法人税を打ち消した意味がなくなりませんか?固定資産圧縮損を計上した時期は法人税が少なくなっても翌期から増えるんですよね?。

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回答(2件)

  • その通りです。 課税を延期しているに過ぎません。 ではなぜそんなことをするのかというと、 そもそも国から補助金をもらう企業というのはできたばかり新設会社が多いです。 新しく事業を始めると初めは利益がないことが多い為、課税額を延期させることによりその会社にできるだけ資金を留めておく目的があります。 また、後から税金を納める額はもちろん増えますが、ここで利益が補助金分上がる+新事業でも利益が出始めることが多いので、P/LやB/S上で投資家や銀行などの債権者に対しても有利な数値を示すことができ、資金調達も一段としやすくなるというメリットもあります。 理由も合わせて押さえておくと理解も進みますので、ぜひ。

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  • そのとおりです。 圧縮記帳の目的はあくまで「課税の繰延」であり、トータルで見ると納税額は圧縮記帳を行わなかった場合と同じです。 国庫補助金収入のあった期に一時に課税するとせっかくの補助金の効果が薄れてしまうので、課税を先延ばしにするだけの制度です。

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