会社説明会などで出される、有給消化率とは、 有給消化率80％の場合、残りの20％は消化しきれずに失効してしまった と…

Question

会社説明会などで出される、有給消化率とは、
有給消化率80％の場合、残りの20％は消化しきれずに失効してしまった
ということでしょうか？それとも、まだ消化してないだけで、権利は持っている、失効した有給はない
ということでしょうか？

Answer 1

ここでいう有休消化率は、付与されたものが年間で〇％消化されてるってことですから、厳密に言えば残りの△％は未消化で消滅してるとも取れます

Answer 2

フルタイム勤務とし、出勤率は8割以上とします。
経過時とあるのは入社からの年数です。

たとえば0.5年経過時に10日付与された場合はわかりやすいです。付与日から1年以内に8日使えば消化率は80％です。2日残りますが、有休は付与日から2年有効ですから1.5年経過時に繰り越してもう1年使えます。1.5年経過時には新しく11日付与されれます。1.5年経過時の付与日には繰り越した2日と新規付与された11日で13日持っていることになります。
今度は1年間に9日使うと、取得率は9÷11×100＝82％となります。分母は新しく付与された日数で繰り越し分は含みません。有休は有効期限の短いものから消化されることが多いので0.5年経過時に付与されて繰り越した2日と新規に付与された7日が消化されることになります。1.5年経過時に付与された有休は11日－7日＝4日残っていますので2.5年経過時には4日繰り越します。

Answer 3

有給の定めは「○月〇日から×月×日までの間に」という条件がついて
います。だから該当期間で消化しなかった有給休暇は失効です。
その期間に取りうる定めの休暇日数が分母、実際に取った日数が分子で
有給消化率となります。