船舶の電気部品の気中遮断器（ACB）について質問です。 1.どうやって並列、解列しているのかわかりません 2…

Question

船舶の電気部品の気中遮断器（ACB）について質問です。

1.どうやって並列、解列しているのかわかりません

2.作動原理、構造がわかりませんどうやって周波数、位相を合わせて並列しているのでしょうか
また、並列するときに大きな音がして、接点？がくっつくと思うのですが
どういう原理なのでしょうか。

知識が全然ない為、わかりません。
どなたか教えていただけないでしょうか。

よろしくお願いします。

Answer 1

ACBは発電機で発電された電気を負荷側（ポンプなど）へ送ったり切断したりする遮断器（一種のスイッチ）です。
高電圧の電気を入り切りする際には「速断速接」、すばやく投入して素早く切断することが必須です。そのために電磁コイルとバネの力で速断速接を行っています。（速断をしませんとアークが飛んでいつまでも断になりません）
投入時は大きな音がします。

発電機2台以上を並列運転をさせるには、「電圧が同じ。位相が同じ。周波数が同じ」であることが条件です。
電圧はVRで同じ電圧に合わせます。
周波数は（＝回転数）ガバナスイッチで同じヘルツに合わせます。
位相は、同期検定器を見て位相差が「0」になった位置でACBを投入します。
（位相が大きくす”れている時に投入しますと「短絡」状態になりますので。）

何かわかり易い資料を探しましたが、良いものが見つかりませんでした。ぴったりではありませんが、こちらのYOU TUBEを見てみて下さい。
参考です。https://www.youtube.com/watch?v=2ovoFUDYUoc

Answer 2

1.どうやって並列、解列している・・・は陸上も船も同じです。

・同期をとってACB ON です。
これは多分発電機側に自動同期装置があるでしょう。
電圧の正弦波形を同一とするように、
電圧調整・・・AVR調整
周波数調整・・・アクセル調整（ガバナ調整）
この調整で波形一致時にのみACBに、入り信号出し同期併入です。
遮断時は負荷電流ゼロになる回転数にアクセル調整（ガバナ調整）で遮断

２．ACBの作動原理、構造
・壁にある照明SWと同じです。
ただ人力ですとスピード不足で、装置も大きので 電磁石で接点を
入れ側に強力急速吸引しACB ONし 引き留めフックがかかり固定

・遮断はこの引き留めフックを電磁石で外し内臓ばね力で遮断します
この時アーク電流も遮断です。
以上