回答終了
26卒の就活についての相談です。私は福岡の私立文系の大学に通っていて、決して学歴が高いという訳では無い程の大学なのですが、今のところアニメや漫画などの趣味を生かせる、制作会社などに進みたいと考えています。 夏は全く別の業界ですが、広告業界の会社説明会やインターンなどをしていました。業界研究を進めていくにつれ、嫌な分野という訳では無いのですが、自分には合っている訳では無いのかなと感じるようになりました。 夏休みが終わり最近の就活ではアニメ業界をよく調べていて、専門知識がある訳では無いので営業や企画部などに進むことになると思うのですが、ここからの就活でどのように進めていけばいいかアドバイスが欲しいです。 アニメが好きだという気持ちは人一倍あると自負ありますが、これといった分かりやすい強みが無くて、今のところ先のビジョンが見えないです。採用基準はどうなってくるのかといった所も教えていただけたら幸いです。
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元採用担当のおぢさんです。アニメに関係ある仕事ではないですが、回答が付かないようなので別角度から思うところだけ。活字で手短に書きますので、厳しい感じがしたらご容赦くださいね。 そもそも、本当にアニメ関係で働きたいのであれば、大学進学時点でなんで文系4大だったのかという話になります。アニメ制作会社や音響制作会社に就職するのが一般的でしょうから、それらの仕事に役立つ進路を選択してれば学費と4年間という時間を有効活用できたのかなと思えます。ですから、事ここに至っては、文系の就活というものをゼロベースで見直されることが肝要ではないでしょうか。不吉なことを書いて恐縮ですがアニメ関係で働けるも限りませんし。 さて、食べるのが好きな人って、結構大勢いらっしゃいますが、飲食や食品メーカーで働く人って全体から見ればごく一部だったりします。この時点で一度しっかりと考えてほしいのは、(繰り返しとなりますが)広告業界とアニメ業界を比較して、「広告が合わないから、それならなんとかアニメ関係で」という結論を見直すことでしょうか。 完成したアニメは好きかもしれませんが、そこでの仕事が合わなければ長期間は続きません。とくに、アニメ・芸能・テレビ関係は条件待遇が悪くても毎年一定数の学生さんが目指しますから、体質的には古い業界と言えます。あなたは、好きなアニメにさえ関わっていられれば、同級生よりも随分と苦しい経済状況でも楽しくやっていけるのでしょうか。それも、20代では一般平均とそこまで大きくは違わないでしょうが、30-40代と徐々に差が開いていきます。クリエーターですら安いのですから、それ以外の仕事であればさらに厳しいはずです。 参考URL https://creator.levtech.jp/tips/article/206/ 仕事は仕事として適性・やりがいがあるものを選んで、しっかりと成果を出してお金を稼いで、休みの日やプライベートタイムにお客様としてアニメを楽しめる人生だってあることは列記とした事実です。オタクの人たちだって、しっかり稼いでいるからこそ、好きなことを好きなように楽しめているはずです。関われさえすれば、そこが欠落した人生でも幸福なのかという話でもあります。 就活の見直しとして、やるべきこととしては自己分析(自分の人生にとっての優先順位など)と職業理解(世の中にどんな仕事が合って、各々特性はなにか)の両輪を丁寧におやりになるべきかなと思えます。もちろん、広く深く検討をされて、それでもなお「アニメの仕事だ」ということであれば目指されればいいかと思いますが、何となく遠くに見える桃源郷だけを目指すのは「思っていたのとは違った」となるリスクが高いと言えますし、この大事な時期に時間をただ浪費しているのかもしれません。 最後に、新卒カードが有効に使える3年生のうちに、目指すべき仕事が見つかるといいですね。今年の4/1時点で、新4年生の58.1%が内定を持っています。つまり、就活は3年が勝負年です。業界またぎでいろいろ見境なしに手を出せば、優良企業に合格するのは難しくなりますから、できるだけ早く集中した人が有利だと言えます。
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