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簿記2級、連結会計の質問です。 剰余金の配当で非支配株主持分を減らす理由がわからないです。 例えば、子会社の60%を親会…

簿記2級、連結会計の質問です。 剰余金の配当で非支配株主持分を減らす理由がわからないです。 例えば、子会社の60%を親会社が所有しているとして、剰余金は60%分戻せばいいと思ってしまいます。実際に非持分には配当されているので、非持分は取り消す必要はなくて、むしろ非持分増えてない?と思うのですが、、、 納得できる説明がなくて困ってます。 よろしくお願いします。

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回答(2件)

  • ベストアンサー

    非支配持分の考え方を勘違いされているのかなと思います。 持分というのはつまりどれくらい保有しているかという意味ですね。 「子会社の純資産のうち」親会社が保有する分と、それ以外が保有する分とを意味します。 当期純利益は「子会社の純資産が増えること」ですから、子会社を保有する親会社から見ても非支配から見ても、持分が増加する事象です。 他にも、アップストリームで費用を取り消したときは、費用が減る=純資産が増える行為なので非支配を増加させていると思います。 しかし配当は「子会社の純資産が減ること」ですので、親会社も非支配も持分が減る事象になります。 そのため、収益を取り消したのと同じ要領で非支配を減らす必要があります。 ただ、収益の時は当期純利益が動いたことになるので相手勘定は非支配に帰属する当期純利益になりますが、配当ですので直接利益剰余金を相手勘定とします。

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  • 配当は子会社の資本を減らす行為という事を認識する事が大事だと思います。 子会社の個別SS上の配当の仕訳は 利益剰余金100 / 現金100 という仕訳になっていますが、これは配当は子会社の株主資本を減らす行為であるため利益剰余金を減らしています。 連結上はこの仕訳は消去したいので、60%支配の場合、 受取配当金60 / 利益剰余金60 の連結修正仕訳で消去しますが、 子会社の非支配株主に対しての場合は、連結外への配当のため取引自体を消去する必要はありませんが、連結株主ではなく、非支配株主との取引であるため、株主資本の利益剰余金からは減額せずに、非支配株主持分から減額(利益剰余金は増額)する必要があるため、 非支配株主持分40 / 利益剰余金40 という仕訳で、減額元の勘定を振り替えています。

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