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Q1:機関士と航海士の違いを詳しく教えてほしいです。どちらも船の操縦はでき、船長になれるのでしょうか? A1:船舶職員及び小型船舶操縦者法では、航海士は、船舶の運航を職務とし、機関士は、船舶の機関の運転を職務とします。近代化船では、航海士と機関士の職務を統合した「運航士」制度もあります。機関士は、船舶の運航ができませんし、船長になることもできません。大型船舶の操舵は、海技免状(海技士(航海))がなくてもできますが、操船指揮を行う甲板部航海当直は、所定の海技免状及び第2級以上の海上特殊無線技士免許を持つ航海士か、6級海技士(航海)以上の海技免状持つ甲板部員が、機関部航海当直は機関士又は機関部航海当直部員が行わなければなりません。 ただし、入港と出港、狭い水路を通過する際は、船長自ら操船指揮を行わなければなりません。 国立清水海上技術短期大学校専修科などでは、卒業時に口述試験と身体検査に合格すれば、3~4級海技士(航海)と内燃機関限定3~4級海技士(機関)の双方が同時に取得でき、教育面から航海士と機関士の統合がなされています。 廃止となった青函連絡船では、冬制服の袖章や夏制服の肩章は、船長も機関長も金線4本ですが、機関長は、金線の間は紫線(識別線)が付いていました。海上保安庁の大型巡視船では、機関長(金線3本、三等海上保安監)の上は、船長(二等海上保安監)ではなく、業務管理官(金線4本、二等海上保安監)です。
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「機関士と航海士の違いを詳しく教えてほしいです。どちらも船の操縦はでき、船長になれるのでしょうか?」 なれません。 航海士→船長 機関士→機関長 ダブルライセンス(航海と機関)の免状が取れる学校に行けば、機関から航海に転向して船長になる事は可能です。 また、その逆も可能です。 トリプルライセンス「航海と機関と通信(電子通信)」の方もいます。
船長になれるのは航海士のみです。機関士は機関長になれます。 船を操縦するのは航海士、エンジンや機械関係を管理するのが機関士です。
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