解決済み
国立大学の職員の採用試験についての質問です。 ①一次試験でテスト、二次試験で面接ですが、二次試験での合否は一次試験の点数も関わるのでしょうか。②採用予定人数よりも多く採用することはあるのでしょうか。 ③大学によって変わるとは思うのですが、一次試験を合格したが、二次試験で落とされる人はどれくらいいるのでしょうか。
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国大法人の採用試験は、地域ごとに法人が共同して実施し、一次試験の合格者情報についても共有しますが、2次試験から先は、各大学独自で行います。ですので、お尋ねの内容は、大学によりけり、ということになります。 ただ、個人的な経験からは、以下のような傾向があるかな、と思っています。 ① 基本的に、一次試験は、いわゆるスクリーニング(民間で「学歴フィルター」があるやに言われていますが、国大法人(というか、公務員を含むパブリックセクター系)はそのようなフィルターを設けていません。そのかわりに、一次試験で篩い分けているという次第です。ですので、一次試験結果が二次試験以降に強く影響するということは少ないのですが、やはり、一般常識に欠ける人間は取りたくありませんし、一次の成績が飛びぬけていい応募者とギリ合格の応募者があった場合、成績のいい方が有利ということは当然にあります。 ② 国大が法人化してから、いわゆる「定員」というものはなくなっていますので、1人単位で厳密に合格者数をコントロールするっ必要性は乏しくなっています。とはいえ、人件費管理はきちんと行う必要があることから、募集者数を大きく超えて合格させることは、仮に全員が入職することとなったことを想定すれば、行えないと思います。他方で、国大法人受験者は、国公一般職、地公総合職などとの併願が多く、ある程度の辞退者数を見込んで多めに合格者を出していると思います。 ③ 一次試験合格者は、先にも書きましたが、共通試験受験者について、ある一定の得点によって人数を絞り込むことを目的としてますが、そこには、採用予定者数はあまり考慮されません。というか、次にも書きますが、受験生がどの大学に応募するかわかりませんので、倍率で絞り込む、ということはできません。 また、一次試験合格者は、参加している大学であれば、どこの大学でも応募することができますので、人気の高い大学でしたら、二次試験で篩い落とされる応募者も多いものと思います。なお、二次試験合格者数ですが、大学にもよると思いますが、二次試験は、作文+課長級職員による面接、三次で部長級面接、最終で学長を含む役員級面接ということとすると、少なくとも、最終採用予定数の数倍程度は合格させていると思います。他方で、上記の場合と逆に人気の低い大学ですと、役員級面接にもある程度の人数を送り込む必要がある(そうでないと、役員に選ばせる気が無いのか、と人事担当が怒鳴られる)ので、落とされる応募者はわずか、ということもあります。
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