一級建築士はまだまだ不足しています。ほとんどの一級建築士は40代、50代です。 よって、そのような問題を解決するため、2020年度から、2年間の実務経験が無くても大卒や専門卒であれば受験可能となりました。よって、学校を卒業し、すぐの一年目で受験する受験者が大幅に増えました。必然的に受験者が増えれば合格者も増えます。しかし、合格率は10%以下と非常に難易度が高い試験ですので、一級建築士はまだまだ足りず、不足を改善するまでには至っていません。また、辛い勉強を数年間続ける学生がなかなかいないのも現実です。
今後は新築の着工件数も減り、設計もBIMとAIが結びついて、建築士の業務形態も変化していくでしょう。 しかしながら今後、最大の人口ボリュームを持つ団塊世代が離職すると、建築士の深刻な不足が予想されています。 その為、国は建築士の受験要件の緩和を行う等の対策を行ってきました。 新築はもちろん、建築物の維持管理も今後の日本の最大の課題のひとつです。 建築士は国から業務独占を与えられた資格です。どんなに新築着工数が減り、AIが発達しても、社会的責任を負う建築士の役割は無くなりません。 建築士をはじめとする技術者の不足は深刻な社会問題であることには変わりないでしょう。
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