今年の法務教官の採用試験を受けている者です。 女性の法務教官は名古屋矯正管区で働くことはできますか？ 名古屋矯正管…

Question

今年の法務教官の採用試験を受けている者です。
女性の法務教官は名古屋矯正管区で働くことはできますか？
名古屋矯正管区には女子収容可能な少年院が一切無いため、どうなるのか気になりました。

Answer 1

元職員です。

他の方の回答どおり、鑑別所のほか、通常の男子が収容されている施設でも勤務することがあります（主として庶務や出口支援が多いようです。）。自分が採用となった施設でも、女性職員はいらっしゃいました。

あと、これは自分の時の話ですが。
採用試験受験時、資料をいくつか頂いたのですが、そのなかで「採用予定施設一覧」といった名前の書類をいただきました。

その後、その「採用予定」の中に記載があった施設を見学させていただいたのですが、対応してくださった職員の方が「ウチでは基本、新採は採っていない。最後に採用したのは数年前で、元々は予定がなかったが、急遽採用することになった。」といったことをおっしゃっていました。

ご存知かと思いますが、この試験区分では複数の管区を受験することができます。また、採用面接すら受験していない管区から、採用の打診があることもあります。

想像ですが、複数管区を面接できるし、とりあえず名簿登載者をつくっておけば、どこかしらの管区が採用するだろう・・・といった認識が役所にあるのかもしれません。

Answer 2

元・法務省本省職員です。
その前は、進学校の県立高校に正規で勤めていました。
法務教官も最終合格したのですが、別に最終合格した行政職の公務員として採用され、転職しました。
ところで、少年鑑別所には、女性の被収容者もいます。
名古屋矯正管区内の少年鑑別所にも、女性法務教官は配置されております。
ただし、採用数は欠員補充程度なので、極めて少ないと思います。
心理技官の行う少年の被収容者の資質鑑別（保護不要、試験観察、在宅保護、収容保護、保護不適の区分とそれらの種別、処遇期間の意見付与）も重要ですが、観護措置中も、法務教官は個々の少年に応じた一定の保護的措置や教育、生活指導、そして施設全体内外の保安も重要です。
名古屋矯正管区の人事担当者に、女性法務教官の採用予定を聞いてみてください。
成功されるようお祈りしています！
蛇足ですが、愛光女子学園に所要で赴き、単独で施設内にいたとき、階段の踊り場ですれ違いざま、早速、被収容者の女子少年がモーション掛けてきたので、やはり第二種少年院（旧・特別少年院）の女子少年は凄いなと実感しました。
そういう私も、有名大学ではビリガキでしたが、中学は格闘技の場と心得、出身高校はＮＨＫプロジェクトXにも出た偏差値３７の県立Ｋ高校で、高校生のときは４００ccの自動二輪車に毎日乗ってヤンチャしていました。
反省しています。
今は勉強して大学院博士後期課程に社会人入学しました。
ちなみに、県立高校勤めでは、生徒は非常に優秀でしたが、転任してきた先生が出身高校や中学校での恩師だったり、恩師の奥様が同僚の先生だったり、好きだった女子の親が同僚の先生だったりと人間関係が密すぎて嫌になりました。
また、県立高校の中には、「教育困難校」と呼ばれる、援助交際の誘引は朝飯前、女子少年院の被収容者と何ら遜色のない女子生徒達も、もちろんいました。