就活について質問があります。 真面目な質問です。長文で申し訳ないです。 現在建築の専門1年生の男（19）です。

Question

就活について質問があります。
真面目な質問です。長文で申し訳ないです。

現在建築の専門1年生の男（19）です。私は2年制の専門学校に通っていてそろそろ就活が本格的に始まってきてます。就活関係に力を入れている学校でもあり沢山の企業様に来ていただきミニマムではありますが説明会を聞く機会を多く与えられております。

そこで学校から紹介されているレベルの企業であるからか分かりませんが、説明を聞く限り条件が良い企業が多くあります。福利厚生や残業、職場の雰囲気など気になるところばかりです。

元々は建築業界に悪いイメージや噂を聞くことが多かったので就職する気はありませんでしたが、是非就職したいと思う企業が多くあり逆に混乱しています。

多くの企業は大体月の残業時間が平均20〜30時間
年間休日数120日程度。週休2日制で休日出勤がやむを得ない時もあるが、その都度代休があったり、現場が落ち着いたらまとめて代休貰えたり。

現場も昔と違って怖い人は少ない。良い人ばかりだ時聞きました。

このような話を聞いて、就職に関して気が楽になりした。また入社後に話と違ったら転職すれば良いと軽く捉えている現状です。

社会人が楽しそうに思ってしまっているのですが間違いでしょうか？何か騙されてたりしないでしょうか。

それとも建築業界も働き方改革などの影響でホワイトになりつつあるのでしょうか？

困ったら転職という考え方はまずいでしょうか？お仕事を舐めてるわけではありません。メンタルが弱いので仕事で精神的に追い込まれて自殺など考えてしまう前に逃げようと思っています。

アルバイトはしてますが社会の「し」の字も知らない未熟者だと思っています。失礼ありましたら申し訳ないです。

何かアドバイス、先人様のご意見お願い致します。

Answer 1

元採用担当のおぢさんです。活字で手短に書きますので、厳しい感じがしたらご容赦くださいね。

まず、ここでは何度質問をしても無料ですから、知りたいことを一つだけに絞ったほうが回答は付きやすいですよ。あなたの状況や心情をできるだけ伝えようとしたところで、質問とは関係ないことが多いでしょうか。

最初に疑問に感じたのは、なんで就職する気の無かった建築の専門に行かれたんですかね。時間とお金が恐ろしくもったいないと思えるのですが。

さて、古くからの友人にゼネコンで働くものがいて、飲みに行った際に聴いているレベルの話です。よって、あなたの入社後に業界が同じ状況なのかどうかはわかりませんし、さらに言えば会社ごとで環境は違いすぎるともいえます。

>それとも建築業界も働き方改革などの影響でホワイトになりつつあるのでしょうか？

これは間違いないですね。いろんな業界の中でも圧倒的な人手不足ですから、採用求人倍率も飛び抜けて高い（＝応募者有利）といえます。諸悪の根源だった固定残業制・安月給・少ない休日数等が少しずつ改善されていることは間違いありません。ただし、日本の全体平均から比べれば十分に遅れていますから、あなたが他人（同級生）と自分を比べてしまうタイプの人間ならばお止めになったほうが良いでしょうか。

>現場も昔と違って怖い人は少ない。良い人ばかりだ時聞きました。

これははっきり嘘ですね。けっして褒められたものではない（＝本人が納得していない）労働環境の時代から転職できていない人も大勢残っているわけで、そういう人たちが改心しているとも思えません。怖い人・嫌な人がいないのならば、若い現場監督が続かない理由がわからないですよね。

>困ったら転職という考え方はまずいでしょうか？

ここは、いろいろと程度の問題ですね。あなたが優秀であれば転職されて問題ないといえますし、レアスキル持ちならばヘッドハンティングされることまでありえるでしょう。ただ、そうでなければ転職を重ねるごとに次の転職が難しくなり、より条件の悪いところにしか就職できなくなります。過半数以上の転職者がこちらに該当します。

また、複数回転職すれば同時に年齢も重ねていきます。とくに、職種が変わってしまうと即戦力ではない未経験者で、なおかつ高年齢というアゲインストの中就職先を探すことになります。20代での入社であれば、新人として一から教えてあげますという職場もゼロではないのですが、30代以降ではどんどん減っていきます。教えたところですぐ辞める可能性が高いですし、なにより一から教えるのならば新卒で若い子たちを一括作用するのが最も効率がいいのです。

つまり、中途採用（転職者）でまともな転職をするには、次の職場で即戦力となれることが基本だと覚えておいてください。でないと、いずれ「誰にでもできる仕事（条件待遇が悪い）」か「誰も続かない仕事」にしか就職できなくなります。

結論としては、いろいろな職業選択が可能となるのは、若い人だけの特権ということですね。