労働投入量が多い方が経済においてイノベーションが起こる確率は高まりますか？

Question

労働投入量が多い方が経済においてイノベーションが起こる確率は高まりますか？

Answer 1

イノベーションは科学技術の発展の中で起こるものでしょうね。

例えば、現在のイノベーションの大部分はアメリカの大公共事業によって生み出されているもの。軍需とは公的需要であり、アメリカの場合には国防安全保証を名目に様々な技術開発研究実験という遊びを繰り返してイノベーションを造り出している。
軍需に湯水のようにお金を流してそこで企業が育ち、技術が育ち、人材が育ちイノベーションの卵を作っている。現在ではDARPAの予算は年約127兆円ほどにまで拡大されている。

そしてそれがある時点で民間委託されて今度は市場で産業化が行われる。
インターネット、GPS、携帯電話（移動通信システム）、ロケット、ドローン、電子計算機、コンピュータ、スーパーコンピュータ、オートパイロットシステム、AI、手術ロボット、ブレインマシンインターフェースなどなど。
アメリカ経済の強さは軍需名目の大公共事業による研究開発によって成り立っている。大公共事業は必ずしも軍需でなくても良いわけだが、軍需の方がいろんなことが秘密事項でまかり通るからやりやすいってことでしょうね。
アメリカは未だに軍需として超能力研究やってるぐらい。こんなのがまかり通るのは軍需だからですね。そのぐらい無駄遣いができると様々な研究開発が自由にできて大部分は無駄で無意味だけど、その中から新産業として成り立つような革新的な金の卵が生まれてくるというものですね。