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米国公認会計士って日本の公認会計士よりも難しいと言われてますが、何故ですか?母国語では無い方が難しいイメージありますが、SATが共通テストより簡単っていうのと類比してるんですかね大学生には米国の方はオススメしないなんていう記事もありますが… 私は純ジャパですがそこまで英語苦手では無いのと(TOEIC960.英検1級)、外資就活をする予定なので暇つぶしに米国公認会計士の勉強しようかなと思っているのですが… 大学では脳科学の研究をしているので会計とかは門外漢です…数学は数3までやってたので文系の人に比べたら多少は出来ると思いますが、、(そもそも会計って数学必要なのか?とかいうレベルで無知)
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■日本の公認会計士の方がUSCPAよりも難しい理由 競争試験だからです。すなわち、その時の金融政策等に応じてあらかじめ合格者数が概ね決められており、そこの枠に収まるように合格基準が後から設定されます。ほかの受験者は自分の「ライバル」であり、ふるい落としのための試験です。ふるい落としながら、業界への新規参入者数を国がコントロールしています。 試験を難しくしなければ、十分にふるい落とすことができません。そのため、試験の問題の質だけでなく、あらゆる面(実施頻度が年1、2回であったり、いまだ電卓と鉛筆を握らせたり)で合格そのものを難しくしています。 一方でUSCPAは相対評価ではなく絶対評価で行う試験です。各科目75点の合格点を超えたか否かのみで合否判断を行い、他者の試験結果は関係ありません。これは、「会計専門家としてキャリアをスタートする者に必要な知識を持っているか」という点のみを評価する試験であり、会計士の数をコントロールするといった政策的な意図は全くありません。会計士の数と質はその後の業界での競争により規律づけられるというのがその背景にある考え方です。 試験はあくまで「知識の有無」のみにフォーカスを当てているため、それ以外の部分は一切の無駄が省かれています。試験はコンピュータベースで行い、例えば財務会計論(FAR)であれば、表計算ソフトを使って行います。現代の企業会計においては「電卓」ではなく「表計算ソフト」が主体だからです。また、例えば配点個所も日本の公認会計士試験と異なっており、一般的には合計値(総資産や純利益など)はUSCPAでは配点されません。それらは「ただの加減算であり、会計知見の必要なスキルではない」と考えられているからです。受験そのものも、試験ウインドウの指定はあるものの、基本的には希望した日にテストセンターで受験できます。 ■大学生にはUSCPAをオススメしない理由 これは、USCPA試験は社会人になってからも合格できる一方で、日本の公認会計士試験は仕事を辞めて試験勉強に集中しなければ合格が難しいからです。つまり、仕事を辞めない限り、日本の公認会計士に合格できるのは大学生の「今しかない」からというのが理由です。 ちなみに、周りで仕事を辞めずに日本の公認会計士試験に合格した人を3人知っていますが、全員東大卒でした。「ちょっと頭が良い」というレベルでは、社会人の隙間時間で試験対策というのは実質的に無理です。 ■外資就活と米国公認会計士の評価有無 良いと思います。ただ、外資就活とありますが、評価してくれる会社や部門と殆ど評価しない会社や部門があるため、よく調べましょう。一般的に外銀や戦コンはあまり評価の対象としない(評価点が全く別軸)ところが多いですが、Big4のFASや外資事業会社の部門採用(GEのFMPなど)は評価してくれるところが多いです。
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