アニメーターってなぜ儲からないんですか？

Question

アニメーターってなぜ儲からないんですか？絵をたった一枚でも描いてみればわかるのですが、労働時間も労働力も凄いレベルだと思うし、いち界隈ではなく国を支えるレベルで国にとっても大切な職でもあるはずなのに、なぜブラックなままなのか分からないです。

なぜ認められないんですか？

アニメが好きなので、海外アニメの成長スピードや若いアニメーターが育たない環境を考えると、このまま日本アニメ界が廃れていくんじゃないか不安です。

Answer 1

仰りたい事解ります、今特に不景気、物価高です。本来見返りの良いDVD映像ソフト、CD等が売れれば良いのですがそれらの売上もよろしくありません、サブスクですし、無料配信、まして違法無料サイトで視る人がいます。
アニメに限らず視野広げて欲しいです。漫画家さんもです。
書店の本も売れず書店が軒並閉店してます。

そもそも作品多過ぎ(アニメでも多いし、ゲームも多い、声優、漫画、ラノベ、音楽、アイドル、芸人、映画もそうです。)問題もあります。
24時間しか無いのに毎シーズン何作品有るんだろうかと、追えない人多いでしょう。データでアニメの8割がヒットしていないと聞いてじゃあ何の為に作品作ってるの感を感じますが、インタビューで数打ちゃ当たれ戦法になってる話を聞き悲しくなりました。

なんやかんや人件費が一番食います、それに対して幾ら出来が良くても売れなきゃ貧乏です、ジブリさんもそうです。
なので売上見て直ぐ爆死と言う人不愉快ですね。

後はインディーズで恐ろしいレベルの映像作品出す人もいますし、ライバルも多すぎだと感じます。

ソシャゲもそう、家庭用ゲーム機が売れ無くなり課金システムによって稼ぎが出る物が増えてるのは人件費が安く出来るる、ソシャゲってフォーマット一緒なので手軽さだと思います。終止符が無い人気作のコンテンツがずっと続いて十年以上同じソシャゲやってる人もいます。それに夢中な人にアニメ薦められませんよね？アイドルに夢中な人にアニメ薦められ無いのと一緒です。

本来給料上がったりシステムを改革しなくてはならないですが、問題が山積みなんでしょう。後異常に業界の話がひた隠しにされてたり業界行きたい人にもわからないのはいかがな物かと思います。

インボイス制で適当な業界はやってけ無いので逆に本数下がり質の良い作品が出るのを願ってます。

質問者様は作品買われてますか？
楽しむのもそうですが買う事も大事ですよ。

Answer 2

大昔から、もともとTVアニメはかなり無理がある業務でした。

なぜなら人件費が大半を占めるアニメ制作はテレビ局の予算では、とても作れるものではなかったのです。

そこでリミデッドアニメ手法(枚数省略)を作ったのです。
その手法を考え出したのは漫画の神様と呼ばれる人です。
他に版権収入とかいろいろな理由がありますが…

とにかく理由はどうあれ制作費を極端に抑えて制作できてしまう手法を確立させてしまった。

そして一度下がった制作費は先ず上がらない。
弱みを見せた以上は買い叩かれるのが世の常です。

だからですよ。

追記
スポンサーと契約を結ぶとアニメ制作会社に予算が前払いされます。
予算の半分以上はアニメ制作会社の上層部で消えます。
要はピンハネです。
納期と尺寸(長さ)さえ守ればクレームになりません。

残った低予算でアニメ制作は進行します。
人数は必要最低限です。
多いと人件費が払えないからです。
アニメ監督は納期を最優先します。
ですから絵が下手でも作業が早い人を優遇します。
絵が上手くても作業が遅い人は淘汰されます。
下手な人たちが集中する場合、作画崩壊という現象が起きます。
作画チェックは入りますが納期を優先するので手順を飛ばすことがあります。

優遇されるアニメーターは自分がなぜ優遇されるか理解していない場合が多い。
逆に優遇されるのは自分の実力が高いからと勘違いする人もいます。
アニメ業界では人をコントロールする方法が上手い人ほど出世します。
別名やりがい搾取と言います。

長文失礼しました。
参考になれば幸いです。

Answer 3

アニメ製作に対する市場価値にたいして、製作に必要な作業量が多いから、というのがまずひとつ。
仕事として採算度外視で仕事をしたがる存在がいることで、安売り競争の業界になっていることがもうひとつ。

給料を増やすため、といってディスクの値段を上げてしまっては誰も買わなくなってむしろアニメそのものがなくなります。

Answer 4

そこはかなり問題になってますが改善されませんよね。年収600万くらい貰っても足りないくらいのように感じます。
難しいところですがアニメ会社自体にお金がないっていうのもあると思います。無断転載で見る人を減らせば雀の涙ほどですが改善すると思います