損益勘定は帳簿上において設けられる勘定の一つです。 帳簿上、損益勘定において当期純損益を算定するために決算振替(損益振替)の手続きにおいて収益及び費用の勘定残高を損益勘定に振り替えることでそれらの勘定の残高を集めることになります。 また、損益勘定に、収益の勘定の残高、費用の勘定の残高を振り替えた時点で、収益(損益勘定の貸方記入合計)と費用(損益勘定の借方記入合計)との差額で純損益を計算することになり、決算振替(資本振替)の手続きにおいてこの純損益を損益勘定から繰越利益剰余金勘定に振り替える処理を行うことになります。 ●収益の勘定残高の損益勘定への振替仕訳 〔決算整理仕訳〕 収益の勘定 xxx / 損益 xxx ●費用の勘定残高の損益勘定への振替仕訳 〔決算整理仕訳〕 損益 xxx / 費用の勘定 xxx ●純損益の損益勘定から繰越利益剰余金勘定への振替仕訳 (a)純利益が生じている場合 〔決算振替仕訳〕 損益 xxx / 繰越利益剰余金 xxx (b)純損失が生じている場合 〔決算振替仕訳〕 繰越利益剰余金 xxx / 損益 xxx
締め切る際は損益勘定を使うからです。 費用科目は借方残高なので借方に損益、収益科目は貸方に損益で締め切り、その損益勘定の残高を繰越利益剰余金に振り替え当期純損益とします。
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