手話通訳士(手話通訳技能認定試験)はなぜ国家資格ではないのでしょうか。 国家資格化を目指す動きがある、国家資格化す…

Question

手話通訳士(手話通訳技能認定試験)はなぜ国家資格ではないのでしょうか。

国家資格化を目指す動きがある、国家資格化する必要性は理解しています。･なぜ以前から討論されているのに実現しないのか
･1番大きな問題点は何か
･国家資格化後、どんな変化が予想されるか(給与･待遇面改善等以外で)

以上3点、教えて頂けないでしょうか。

Answer 1

手話は年代や団体などにより、運用やセオリー、考え方
が色々あるので、画一的なモノを制定することに反発が
予想されるからでは。それに日本人に世界の公用語であ
る英語を満足に話せない方が圧倒的であるように、手話
を理解できない、日常レベルでは必要も感じていない人
が多いのもあると思います。国家資格化すれば、主にろ
う者の方の有資格者の指導的地位や権威は上がるでしょ
うし、それによる資格手当を得る方も出てくるでしょう。
ただ、現状でも手話通訳に公的な仕事の一部を除き、資
格は必須とされていません・・・

Answer 2

あくまで個人的には、「誰がそれを望んでいるの？」ってことだと思います。
特に聾者で、それを望んでいる人に出会ったことがありませんし、手話が国家に規定されることで「聾者のアイデンティティが損なわれる」と考えている人が相当数いますから。