退職金会計で期首に見込額で期待運用収益率や利息費用や勤務費用を算出するのはなぜですか？ 普通に期末に実際の数値で各種数…

Question

退職金会計で期首に見込額で期待運用収益率や利息費用や勤務費用を算出するのはなぜですか？
普通に期末に実際の数値で各種数値を算出すれば数理計算上の差異とか面倒な計算しなくて済むんじゃないですか？

Answer 1

それは即時認識ですね

簡便法は即時認識、連結会計もB/S上即時認識(P/Lだけ遅延認識)、IFRSは連結も個別も即時認識で
日本の個別の退職給付引当金くらいですねB/S遅延認識は

毎回正しい数値求めて差異を把握するわけじゃないです
J-GAAPは重要性基準なので実際はそんな面倒じゃないです、計算基礎に重要な変動がない場合はそもそも計算すらしません(計算したら必ず差異を認識する)

IFRSは回廊アプローチで毎回必ず計算して、差異が小さければ差異を認識せず、大きければ認識するやり方です

なので実はIFRSの方が面倒です
日本のこの重要性基準は割と楽に作られています