警察庁・検察庁等,庁が付く組織は外局と呼ばれる組織です。正確には警察庁は国家公安委員会の,検察庁は法務省の『特別の機関』です。海上保安庁は国交省の外局で,国税庁は財務省の外局です。○○庁と言う組織には一部の例外を除いて上部組織が存在しています。その長は検察庁を除いて○○庁長官と呼ばれています。検察庁は検事総長が最高責任者で,天皇に認証される『認証官』で,格上の存在です。 裁判所は,三権の一つで他の組織から独立しているので,所を付けているのでしょう。又,役所の部局は○○局と言い,責任者は局長になります。 会社で言う総務部が大臣官房,長官官房(警察庁のみ)と言われ,官房長が責任者で局長と同格とされています。場合によっては官房に部が存在する省庁もあります。 局にはいくつかの課が存在し,課の中に室が設置されている部署があると言う事です。○○局 ○○課 ○○企画(対策)室で,責任者が室長と呼ばれる場合が殆どです。 省庁によっては課長待遇で管理官と呼ばれる官職が有り,管理官室と呼ばれる場合が有ります。 又,課の中には課長補佐(補佐官)が存在し,その下に係長が居ます。班は設置されている部署と設置されていない部署が有ります。
それぞれの名称には、以下のような使い分けがあります。 - 局(きょく):中央省庁の中で最も上位に位置する部署で、重要な政策立案や意思決定を行うことが多いです。例えば、環境省の「環境保全局」や、財務省の「国際局」などがあります。 - 課(か):局の下に位置する部署で、専門的な業務を担当することが多いです。一般的には、職員数が多く、上司の指示のもと、日々の業務を遂行することが多いです。例えば、厚生労働省の「保険課」や、国土交通省の「道路課」などがあります。 - 室(しつ):課の下に位置する総務的な部署で、情報管理や統括業務を担当することが多いです。例えば、内閣府の「内閣官房内閣情報調査室」や、警察庁の「情報通信室」などがあります。 - 係(かかり):課や室の下に位置する部署で、担当業務や案件を受け持つことが多いです。例えば、市役所の「住民課窓口係」や、裁判所の「書記官係」などがあります。 - 班(はん):課や室の下に位置する部署で、一定期間の限定的な業務を担当することが多いです。例えば、警察署の「特殊班」や、消防署の「災害対策班」などがあります。 - 庁(ちょう):国や地方公共団体の中央組織で、大規模な行政機関を指します。例えば、総務省の「自治行政局」や、国土交通省の「国土交通政策局」などがあります。 - 所(しょ):国や地方公共団体の地方組織で、庁と同様に大規模な行政機関を指します。例えば、東京都の「都市整備局」や、大阪市の「福祉局」などがあります。 これらの部署は、一般的に上から順に組織され、局が最上位にあり、課、室、係、班、所の順に下になります。ただし、公的組織によっては異なる場合もあります。
組織(自治体)によって使用法は異なります。 他えば、小規模の組織の場合、「局」「係」「班」が無い場合もあります。 一応、予算規模・人員によって次のような使い方が多いようです。 「庁」>「所」=「局」>「課」=「室」>「係」>「班」
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