1841年エドガー・アラン・ポーの「モルグ街の殺人」が、発表された時からです。この小説の中でポーは、C・オーギュスト・デュパンという探偵を登場させ、これが小説における探偵第一号となりました。実際の探偵が浮気調査や探し物をする職業というのは、結果であって、小説やドラマに感化されて、そうした職業が生まれたものの現実には早々殺人事件のような刑事事件の解決の依頼がある訳もなく、またそうした事件を解決するに足る能力のある人もいないため、浮気調査などに落ち着いたに過ぎません。
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順序が逆。 日本で使われる「探偵」という言葉は、もともとは「警察・民間を問わず捜査活動を行う人」のこと。 江戸時代の公的捜査官である同心は「探偵方」だし、明治に入ってからも20年以上の間は刑事が「探偵」と呼ばれていました。 明治20年代に民間(私立)探偵が現れて、警察官が「探偵」と呼ばれなくなり、私立探偵が捜査活動に関われなくなっていったために「探偵とは浮気調査や探し物をする職業」というイメージになったのです。 ミステリー小説が「推理小説」と呼ばれるようになったのは戦後になってからのことで、それまでは「探偵小説」と呼ばれていました。(呼び方が変わった理由は「偵」という字が常用漢字でなくなったから) 「探偵」は事件を解決する人というイメージの方が、ずっと古いのです。
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