１級建築士の学科試験に関する質問です。 環境・設備にて、中空層のある二重壁は低音域で共鳴透過があるため、遮音性能は…

Question

１級建築士の学科試験に関する質問です。

環境・設備にて、中空層のある二重壁は低音域で共鳴透過があるため、遮音性能は良くないと習いました。しかし、計画の教科書では二重サッシにすると遮音性がいいと書いてあります。

矛盾しませんか？それとも両者は何かの違いがあるのでしょうか？

Answer 1

例えば同じガラス厚の二重サッシと一重のサッシを比べれば、どんな場合でも二重サッシの方が遮音性は高いのと同じで、同じ壁厚が二重にある中空二重壁と一枚の壁を比べれば、どんな場合でも中空二重壁の方が遮音性能は高くなります。

共鳴透過現象と言うのは、例えば板厚10㎜の単板ガラス1枚と、板厚5㎜の中空二重サッシを比べた場合、殆どの帯域の音の遮音性は二重サッシの方が優れるが、低音域の一部で共鳴が発生し、単板ガラスよりも遮音性が悪くなる帯域があると言う事です。

Answer 2

＞矛盾しませんか？

二重壁は壁の話で、二重サッシは窓の話ですから、全く別物です。
二重と名がつけばすべて共通で同じ話ではないです。