高年齢者雇用安定法により「60歳定年制」が2025年より「65歳定年制」になるのは良いことですよね？ 正社員なら。

Question

高年齢者雇用安定法により「60歳定年制」が2025年より「65歳定年制」になるのは良いことですよね？

正社員なら。

Answer 1

必ずしもそうではありません。それは既雇用者にとってはプラスですが、給料が高いままの労働者をさらに5年間継続して雇用しなければならないため、新規雇用が減少すると考えられます。結果として、高齢者の雇用を守ることが全体的な失業率を悪化させます。一般に高齢者はローンが終わっていたり子どもが独立していたりして必要な所得が少なくなっているもの。そこに高額の給与を支給することを強要する制度ともいえるでしょう。世界のあちこちで同様の失敗例がみられるようですけど。

Answer 2

ガセネタにふりまわされないことです。６０歳定年（６０歳未満定年の禁止）については、いささかの変更も加えられていません。

旧法のある経過措置がその年の３月に終了するだけで、それを６５歳定年にすりかえ報道したミスリードです。

Answer 3

国も年金支給を70ぐらいまで遅らせたいんでしょうね、まあ企業もその辺はうまくやるでしょう。60になったら子会社へ出向や移籍とかね、すでに今でもやってるけど。