画像4.の仕訳がいまいち分からないのですが、 借方 減価償却累計額 700,000、固定資産売却損 90,000 貸…

Question

画像4.の仕訳がいまいち分からないのですが、

借方 減価償却累計額 700,000、固定資産売却損 90,000

貸方 固定資産売却損 790,000

こういうことで良いのでしょうか？売却損790,000を一度相殺→改めて借方に減価償却累計額と売却損をもってくる、というやり方をしたのですが、貸借どちらにも同じ勘定科目があるというのにいささか違和感があります。

Answer 1

◆本来行うべき処理
〔仕訳〕
（借方）
減価償却累計額 700,000
現金 10,000
固定資産売却損 90,000

（貸方）
車両運搬具 800,000

◆誤って行った処理
〔仕訳〕
（借方）
現金 10,000
固定資産売却損 790,000

（貸方）
車両運搬具 800,000

正しい処理と誤って行った処理を比較していただければわかると思いますが、誤って行った処理では、①減価償却累計額勘定の借方に700,000が記帳されていないこと及び②固定資産売却損勘定の借方に本来記帳すべき金額より700,000多く記帳していることを読み取ることができます。
したがって、誤って行った処理から正しい処理に修正するためには、減価償却累計額勘定の借方に700,000を記入し、過剰に計上されている売却損700,000を取り消すために同額を固定資産売却損勘定の貸方に記入する処理が必要になります。

◆訂正仕訳
〔仕訳〕
（借方）
減価償却累計額 700,000

（貸方）
固定資産売却損 700,000