ご質問です。 2020年12月にA社に勤務。2021年1月に8万円の給料あり。※源泉徴収票有 2020年3月…

Question

ご質問です。

2020年12月にA社に勤務。2021年1月に8万円の給料あり。※源泉徴収票有

2020年3月からB社に勤務。継続中。月給は30万円です。※源泉徴収票有今、転職を考えてます。この場合は自分で確定申告すれば、次の会社にAB社の源泉徴収票を出す事は無いかと思いますが、もし次の会社に勤務して、A社の源泉徴収票を出さない場合はどうなりますか？？

20万円までの副収入として源泉徴収票から出てても無視して平気か？

もし出さなかった場合には、脱税とみなされ会社に連絡が行く？それとも本人に連絡が来ますか？？

宜しくお願い致します。

Answer 1

法的な事務を申せば
会社は 採用した社員に 年内に職歴があって給与をもらっていたのなら
その給与と自社が支給する給与を合計して年末調整をしなければなりません
ただし 合計できる給与は 甲欄適用の給与です
1月にもらった給与が退職後にもらったのなら 乙欄適用になっている可能性があります(源泉徴収票の下部にある「乙欄」に〇が付きます)
どっちにしても 会社は源泉徴収票で確認することになります

採用される社員には 採用前に得た年内の給与に係る源泉徴収票を提出しなければなりません
採用される会社に提出する「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」に載っています

実情は
採用される会社に 年内に職歴があったことを履歴書などに登載して
告げるのであれば 会社は源泉徴収票の提出を求めてきます
その場合
「自分で確定申告をするので提出しません」と答えたら
大抵の会社は 了解 となるでしょうが
中には 合計して年末調整を受けてから確定申告をすればいい
と言われるかもしれません
要するに A社分を提出したくないのであれば
その職歴を伏せておけば どうってことはありません

「20万円までの副収入として源泉徴収票から出てても無視して平気か？」
意味がよく分かりませんが
B社だけの同票を新会社に提出して年末調整を受けたのなら
A社の給与が乙欄適用なら 20万円以下なので 確定申告は不要になります
A社の給与が甲欄適用であるのに 確定申告をしなかったとしても
実情として どうってことはありません

「もし出さなかった場合には、脱税とみなされ会社に連絡が行く？それとも本人に連絡が来ますか？？」
出さなかったこと自体で脱税になるものではありません
出さなかったことを 税務署や市町村は知る由がないので
何の連絡もありません

途中の経緯がどうであろうと
最終的に A B C の合計で確定申告をすれば 所得税は適正に納税されるので 文句なし になります
前述のとおり B C の合計で年末調整を受け
Aが甲欄適用の給与なのに
確定申告をしなかったとして も 問責されることはありません
Aの給与から源泉徴収で所得税を引かれて納めているからです
確定申告をしなかった ということの責任はありますが 軽微な背反行為ですので どうってことはありません