◆家族 一般的には官僚制は採用していません。理由はおのずとわかるかと。 ◆勉強会やハッカソン、お友達の集まりとしてのサークルやママ友会 合議制であることが多いです。また恒常的な組織でない場合もあります。上下関係を求めてはならない、必要がない場です。 ◆英東インド会社シンジケート(初期) 出資者による、出資額に基づいた合議制組織で、1事業ごとに参集解散なので恒常的な設置もありません。身分によってではなく出資額によって発言力が変わるため、職能的分担や組織的上下関係はありません。ただし実働組織は官僚制です。 ◆連判一揆や強訴等 主導者を分からないようにする必要があるため、全員平等で全員参加の合議制を採ることが多いです。 ◆寺子屋や古代ローマの小学校など昔の学校 先生と教え子のみの構成であって、教え子は全員平等であり、職能によって作業分担しているわけでもなく学校組織もありません。中世欧州の大学になるとようやく学校運営の組織ができはじめました(学生が経営して先生を学生が雇った) 構成員が平等であることが必要な場合や全員合議である場合、常設させにくい場合は官僚制は不向きと言えそうです。
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