ガソリンスタンドで働いている者です。

Question

ガソリンスタンドで働いている者です。彼氏の父親が消防吏員なのですが、その父親から聞いた話では
「ガソリンスタンドで給油口からガソリンが一滴でも漏れた時点で危険物漏洩となり、消防の立ち入りを入れる事由となる。また危険物の資格を持っていないもの同士で確認をした場合それも兼ねて違反になり、営業停止処分を下すことが出来る」というふうな事を言っていたのですが、ガソリンスタンドで給油口からガソリンが少し漏れてしまった場合、消防の立ち入りは本当に入るのでしょうか。

私自身まだ入って2日目で、給油の仕方もあまりわからずじまいで、漏れた場合に関して先輩にお聞きしたところ「しっかりしっかり拭いておけば大丈夫だよ」と言われました。

どちらも正しいのでしょうか。教えてくださいお願いします。

Answer 1

それは誰が確認するのか？ガソリンや軽油なんてすぐに揮発しちゃうので跡形も残らないよ。「危険物漏洩」ってのは、取扱い間違いや不注意、タンク等の老朽化、破損等で起こるもの。1滴や2滴で立入が入るようなら毎日どこかのスタンドで立入三昧ですよ。その後にある無資格による取扱はアカンです。まぁ、誰かしら資格のある人がいればいいが、スタンドに勤める以上、資格があったほうがいいですね。

Answer 2

他の方も言っていますが理論上はそうかも知れませんがガソリンが微量に数滴床に垂れただけで消防署員が動く可能性は低いと思います。
それにより火災や爆発事故等が起きたりその危険性が認められたら直ぐに動くとは思いますけどね。
あと危険物施設に有資格者が不在の場合は一時的に営業を止められる可能性はあります。
元消防官の方が言っていましたが不在の場合は有資格者が
ガソリンスタンドにくるまでは営業を一時的に止められる事はあるそうです。
要するに親として貴方に注意喚起をしているだけだと思います。
消防官の立場なら当然そういう事は立場上言うと思います。
無資格者同士の確認とは有資格者が無資格者に対してする立ち会いの事を言っているのだと思います。
実際は営業時間内に当該有資格者がガソリンスタンドに居れば特に問題はありません。
もし興味があるなら危険物乙四を取得してみてください。
小学生も数人合格しているので初心者向けの国家資格になります。

Answer 3

危険物が漏れなくてもいつもで立入検査は実施できます。（消防法第１６条の５）
厳密にいえば、少量でも漏れた場合は、消防機関等への通報義務があります。漏えいは、流出事故になります。その場合、応急措置と通報義務が発生します。
しっかり拭くというのは、応急措置なので、消防機関への通報も必要ということになります。
しかし、１滴で特に人的・物的損害がないのに呼ばれても消防機関も困るので、その程度では、通報しないのが一般的です。よく拭いて火災が発生しないようにすれば大丈夫です。数リットル漏れた場合は、火災危険もあるので、通報した方が良いです。

「また危険物の資格を持っていないもの同士で確認をした場合」というニュアンスが分かりませんが、通常は危険物取扱者（有資格者）が１名はいるので、無資格者でも立ち会いを受けて取り扱うことができます。
その資格者がその施設にいない時（休暇等）は、無資格者による取扱いとなり、資格者もいないため、営業できないことになります。
消防機関から営業するなと言われます。
ちなみに無資格者に取扱いをさせていた場合は、その指示をした事業者と保安監督者が処分を受けることになります。実際に扱っていた無資格者は、特に処分は受けません。

Answer 4

「一滴でも漏れれば消防立ち入りの事由になる」

嘘ではなかったと思いますが、実際立ち入るのは事情によります

機械の故障などによるものならそうなるでしょう。
例えば、何もしてないのにノズルからガソリンが溢れたとか

本来、タンクが一杯になったら給油は自動的に止まるはずだが、その機能が壊れて溢れたとか

そういうのなら、立ち入りもあり得る

ただ、給油が終わって、ノズルを取り出すときに一滴零れちゃった、とか、その程度のことで立ち入りが入る場合はほぼあり得ません

立ち入ることは可能ですが、正直それにまで対応してたらキリがない、みたいな部分もあるのでしょう

規則的には嘘ではありませんが、現実、数滴零れたくらいで立ち入り！って聞いたことはないですね

あと、危険物取扱者がいなければガソリンスタンドは運営できません
危険物の乙四、甲種を持つ人のうち、ある程度実務経験がある人の監督の元で、危険物取扱者を持ってない人が働くのは問題ありませんが、危険物取扱者が1人もいないのに業務を行うのは違法で、営業停止になる可能性もある

あなたが持ってなくても、その条件を満たした人がいれば問題ないのです

また、仮にいなかった場合、悪いのは責任者なのであなたの責任ではありませんね。

漏洩にも言えますが、そういう危険物の取り扱いは会社の人に聞くのが早いです