省庁の事務次官、長官

Question

省庁の事務次官、長官例えば、国税庁長官や文部科学省事務次官になるのは、例えるのならどのくらい難しいんでしょうか。

Answer 1

文科省事務次官を例にすると現在では国家総合職試験に合格して文部省に採用されるところから始まります。

大学生の数は60万・・同世代の方は120万人います。国家総合職の合格者は例年1500人程度。そのうち採用は文科省の20人程度も含めて500人ほど。半数は東大卒です。
で、文科省に採用されたキャリアの卵は・・文科省での仕事と出向を繰り返しながら、係長ー課長（このあたりから官僚と呼ばれる）ー局長-審議官（定員2名）ーそして同期採用ではたった一人がおおよそ62-3歳で事務次官につけます（局長になると定年が延長されます）。

文科省事務次官でいえば同世代120万人のうち一人だけです