よほど強い主義主張がない限り、あえて公認心理師を取らない必要性は、あまりありません。 ただ、あえて臨床心理士を取りに行く必要性はあるかもしれません。 あるところでは、国家資格が出来たので、公認心理師を応募要件にしたものの、翌年には公認心理師かつ臨床心理士に要件を変更したという話も聞きます。 公認心理師資格試験の、特に初回では、心理の専門職でない者がだいぶ紛れ込んでしまったので、現状では、公認心理師しか持っていない人の専門性のクオリティには疑問の目が向けられているということです。 まぁ、現在の公認心理師の有資格者の大半は、臨床心理士有資格者なので、それにも関わらず、公認心理師だけということは・・・。 それに、臨床心理士は、実際に心理の専門職の仕事に就いていないと、資格を取るのことが極めて難しいですから、少なくとも実務に就ける程度のクオリティが保証されていると思います。資格の更新も必要ですしね。 今後、純粋培養の公認心理師が、臨床心理の業界に出て来てからは、どうなるか分かりませんが。その人達が、きちんとクオリティを示していければ、変わっていくかもしれません。
なるほど:4
現実的なことを言うと、心理職は社会でほとんど必要とされていません。 にも関わらず、成りたがる人間は何故かやたらと多いので、希望者のほとんどがまともに就職できない有り様なのは、有資格者には良く知られていることでしょう。 資格を持っている人間の多さに対して、求人をしている公共団体、企業、医療機関が圧倒的に少ないので、常勤職だったりすると、1つの求人に対して何十倍もの応募があるのが当たり前です。 そのため、何か少しでも他の応募者よりもアピール出来るポイントが必要になるわけです。 つまり、公認心理士だけじゃあダメなわけです。 臨床心理士も公認心理士も両方持っていなければ、書類審査落ちなんですよ。
なるほど:3
「公認心理師ではなく、あえて臨床心理士資格」というのは、どちらか片方だけ取得する前提での議論なのでしょうか。 両方取ればよいと思いますが、何らかの理由で両方は無理という仮定でしょうか。 私としては、これから心理職を目指す人は、1公認心理師、2臨床心理士という優先順位で、可能なら両方取得するのがよいと思います。 心理の仕事をしたい人にとって、あえて公認心理師を取らないことのメリットとしては、主治医がいる場合は医師の指示を受ける という制限がないことですかね。 他職種の方であれば、心理学の知識や技術も修得して現在の仕事に生かしたいと考えていて、心理職への転職は考えていない場合は、公認心理師ではなく臨床心理士のみ取得というのは、よい選択と思います。
なるほど:2
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