解決済み
国家公務員Ⅰ種試験のむずかしさってどれくらいですか?実際だれでも受かる程度の試験なんですよね?
コピペ不可でおねがいします
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現役官僚です。 職種にもよりますが、私が受験した法律職に関して言えば、3ヶ月程度みっちりと勉強すれば受かる程度、 つまり、受かるだけなら全くたいしたこと無い試験です。 質問者さまがおっしゃるとおり、誰でも受かる程度の試験であると言えると思います。 ただし、国一は非常に科目数の多い試験ということもあり、 5教科のセンター試験を経験している国立大学生にアドバンテージがあるような気もしますが、 大学に入ったらセンター試験レベルの知識なんか忘れてしまうので、 私立大学生と大差ないかもしれません。 我が国で最難関の国家試験である司法試験と比べると、自分が受験した感想は、 司法試験>>>>国一くらいの差があるように感じます。 どちらかというと試験に受かるかどうかよりも、各省庁から内定がもらえるかどうかの方が問題です。 採用予定の数倍の合格者を出すため、いわゆる「無い内定」状態の学生が相当数でます。 ぶっちゃけ、合格席次は関係ありませんが(いわゆる5大官庁でも400番台の内定者がそれなりにはいます)、 やっぱり席次は高い方が内定率が高いようです。 1桁〜2桁前半であれば、省庁選びさえ間違えなければどこからかは内定がもらえると思います。 ちなみに、国一では行政職が一番倍率が高く、100倍程度あるので、 行政職が最難関だと思われる方も多いようですが、 これは、国一の試験が公務員試験の中で最初に行われることもあり、 地方上級・国二受験者が模試代わりに利用するに当たって、科目の類似性が高い行政職に申し込むためです。 行政職は各省庁への内定率が法律・経済・行政の事務系3職の間で最低です。
なるほど:42
東大や京大出身者は大学受験において理科社会数学を幅広くやっているため、一般知識のテストである程度の余裕ができる。よって専門に絞れるので私大より有利ではあります。 公認会計士や税理士、弁理士、司法試験は比較的専門分野に深い知識を必要としますが、国1は専門も教養も幅広い知識を深く必要とします。国の行政を支える仕事ですので簡単には受かりません。 筆記が合格しても、最終的な採用内定はその2、3割とも聞きます。 筆記は一度受かると翌年(その翌年も?)は免除され、面接のみに臨みます。 一言で言うと、公務員の最難間です。
なるほど:8
そもそもどこが間違って落ちたのかさえわからないという程度の難しさですね。 旧司法試験の場合,ひっかかったなというのは自分でわかったんですが。
なるほど:6
こんな話が・・・ 旧大蔵省時代に高木文雄次官が課長だった頃、後輩(もちろん東大法科)が大蔵省に入れてくれと言って訪問に来た。高木課長は二桁(99番以内)以内で国Ⅰに合格したら考えてやると言ったそうです。その後輩は頑張って国Ⅰ(当時は上級試験)を10番台の成績で合格しました。いきようようで高木課長のところに行って報告しました。 課長曰く・・・『約束だから入れてやる。でもお前は今年採用の国Ⅰ合格者の中で大蔵省に採用された成績はビリだ』と・・ 東大、京大、旧帝国大(北大、東北大、九州大等)以外は合格しても採用は難しいですよ。東大でも法学部以外は肩身が狭いそうです。まして私大(早慶大)なんて論外。 国Ⅰの合格者が官僚になりますが東大等以外は仕事についていけないそうですよ。一晩で政策を考えたり、分厚い外国文章を和訳したり、一度訊いて飲み込み明快な報告を要求されますから頭脳明晰でないと勤まりません。あと自分は1番であるとの小さい時からのプライドも必要とか? >実際だれでも受かる程度の試験なんですよね? まさかね~
なるほど:20
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