【就職活動で優先すべきことは？】

Question

【就職活動で優先すべきことは？】こんにちは。就職のことで悩んでいます。
大学3年生の女です。

そろそろ就職活動が始まるということで、この夏どこのインターンに行くかで周りが盛り上がってきています。
そんな中、わたしはやりたいこととできそうなことが違っていて大変悩んでいます。

わたしは広告や印刷、出版、映像制作などに興味があります。元々アニメなど好きな趣味が多くて、漠然と何かを生み出す仕事をしたいと思っています。
1年以上続けているアルバイトはこれらに関する大手会社なのでより興味が深まりました(そのまま就職はできません)。

しかしながら、上記のような憧れの仕事ができる大手会社に就けるほどの学歴はないです(御三家といわれる某女子大です)。
広告や出版系の子会社は評判が悪く視野に入れる勇気が出ません。どうしても大手のイメージが強いです。

広告業などに携わりたいと思う一方、
学校の先輩方の進路先に多くある、銀行や保険会社などの一般職に絞るほうが「身の丈にあっている」という気持ちもあります。
興味ある業界以外でバリキャリになりたいという気はないので定時で帰れそうなのは良いのですが、しかし、一般職は将来性がなく金銭面が心配です。
玉の輿に乗れる保証なんてゼロですし…。

このように、志望業界はおろか、いまだに総合職/一般職のどちらに進むかすら決めきれません、、。

「やりたいことを仕事にした方がいい」のはわかりますが「今ある実力の限度」もわかります。

「興味あること」と「現実的なこと」という選択のメリットデメリットがかけ離れていて、何を取捨選択すべきかわからず苦しい上、

周りで、やりたいことを絞りに絞って就活している人も、数打ちゃ当たる状態で業界を絞らず就活している人も、高学歴なのに失敗している姿を沢山見て怖くなってしまいました。

三流大学の女子大生は、何を核に持って就活するべきなのでしょうか？

優先すべきことがわかりません。
文章がまとまらず申し訳ありませんが、就活する上で大事な心得をご教授いただけると嬉しいです。

Answer 1

＞「やりたいことを仕事にした方がいい」
これについてもっと深く掘り下げて自己分析することじゃないかなあ。

世の中にはしばしば「自分のやりたいこと＝ゆとりある生活」ってことを忘れたまま就職活動してしまう人がいる。自分はそうじゃないか、どうか。

例えば、質問者さんは次のうちどっちのタイプ？

A「広告や印刷、出版、映像制作の世界に全力で挑みたい。創作活動に全力を傾けること、それが自分のやりたいこと！クリエイティブな仕事に自分の生涯を捧げたい。それができるなら、たとえ過酷な労働環境からでも這い上がってみせる！安月給でも休日少なくても耐えてみせる！私のやりたいことは『ゆとりある生活』を犠牲にしてでも『作り手としての日々』を送ることだから！豊臣秀吉を見てみなさいよ、足軽（三流大学の学生よりはるかに下、文字さえ書けない学力レベル）から天下統一の夢をかなえた彼はボロボロの鎧を着て、戦場で必死に戦って出世したのよ！苦しい道を乗り越えることなく大きな創造が成せるわけがない、私は困難な道をこそ行く！」

B「すき間風の吹かない家に住み、ボロくない服を着て、うまいもん食べて、あったかい布団で寝る。それが私のやりたいこと。ちゃんとそれなりの給料が得られて休みが取れる職に就いて休日に趣味の創作活動ができる、そんな将来が憧れ。それが叶うなら別にクリエイティブ系の職業じゃなくたっていい。つーか、私のやりたいことは『ゆとりある暮らしをしながら他人の創作物を読んだり見たり、あるいは休日に自分のペースで創作活動したりすること』だから。仕事で責任だの予算だのスケジュールだのいろんな荷物しょいこんで他人のペースでやる創作活動なんて、私のやりたいことじゃない」

ABどっちが良い悪いという話じゃなく。どっちのタイプもいるという話。ただ、Aタイプなら「視野に入れる勇気が出ません」とか言ってる場合ではない。足軽から天下統一を果たした豊臣秀吉になった気分で下克上を狙うことになるだろう。Bタイプなら「社保完で休日取れる優良企業を全力で狙うこと」こそが「夢（ゆとりある生活）」への第一歩となるだろう。

AとB、自分はどっちタイプか見極めることは大事だと思うよ。うっかり「AとBのいいとこどり、ゆとりある生活とクリエイチビチーの両立」を夢想したまま就活すると、どっちつかずで悲惨な結果になる。両立できるような都合のいい企業なんてそうそうないのだから。

大学のレベルがどうとかの前に、「自分はどういうタイプか」ってことを考えるのは大事だと思うよ。それによって就活戦略は大きく変わると思うよ。