イギリスで探偵業を開業したいのですが…。

Question

イギリスで探偵業を開業したいのですが…。イギリスやアメリカでは日本よりも凶悪な事件が多発しているのでイギリスで探偵業を開業すれば小説のような探偵業ができるのではないかと思ったのでイギリスで探偵業を開業したいのですが実際できるのでしようか？
私は日本でいうと小学２年生ぐらいの頃までイギリスで両親と生活していたので今でもｲ英語は大丈夫です。

補足

英語はペラペラですよ。（自慢しているつもりではないです。）家では英語の能力が下がらないために英字新聞を読んでますし小・中学校ではEnglishschoolでしたので英語も日本語も普通に話せますよ。

Answer 1

小学校２年生ぐらいじゃ無理ですよ。
TOEICで900点以上取れてから考えてはいかがでしょうか？
あと、探偵業より弁護士の方が儲かりますよ。
日本でも地方で開業するのが難しいのに、他国ではね。
最低数年は住んで市民権貰わないとね。

がんばってください。

Answer 2

まずイギリスの探偵業界の実情を知るところから始めましょうか。
これまでイギリスには１万人ほどの探偵がいたのですが、特に資格や免許などは必要なかったのです。それが2001年に警備業法(Private Security Industry Act 2001)が制定され、探偵業を含めた民間警備業全般の法規制が規定されたそうです。2006年1月の同法の施行により、探偵業にライセンス制(免許制)が導入されています。このライセンスの取得方法ですが、同法により設立された外郭公共団体 の警備業監督委員会(SIA: Security Industry Authority)が、探偵業を含めたセキュリティサービス業界全般を監督していますので、SIAの定めた資格を満たす必要があります。
ライセンス取得用件のひとつに、NVQ(National Vocational Qualification:国家職業資格)の調査業務 (investigation)資格がありますので、この資格の取得が必須となります。NVQとは1986年に始まった政府による職業資格制度で、NVQにおける探偵に関連する資格としてはNVQ in Investigations(NVQ調査業務資格)のレベル3とレベル4があります。レベル3は調査実務補助に必要な内容を習得する資格で、このレベル３の取得が、探偵への第一歩となります。またこのライセンスの取得申請は、探偵業を営む事業者（企業）を通して行いますので、探偵社への入社が必須となるようです。探偵社への入社の為には、探偵企業が設立した民間の探偵教育訓練機関での修学が近道のようです。

また探偵業では法学、会計学、心理学、カウンセリング等の知識が必要で、法学の中でも警備業法・データ保護法(日本の個人情報保護法のようなもの)・人権法などは必須となります。また探偵業の主な顧客は、保険会社等の金融機関や事務弁護士だそうです。個人顧客もいるようですが、調査によると50%以上は企業顧客であるようですので、こうした業界への通暁した知識も必要となるでしょうね。

一番良いのは、イギリスの大学に入って、そこで専門分野を勉強した後に、上記の資格取得をし、探偵社へ入社できれば、第一関門は越えられるでしょう。自分で開業するには、ライセンス取得が必要となり、開業し堅実に業績を伸ばすには人脈も必要ですから、イギリスでの友人や知り合いを増やしておくことが大切です。
ちなみに、一万人ほどいるというイギリスの探偵ですが、それまでの職歴で培った経験やスキルをもとに、新たな教育訓練を受けずに探偵業界に参入する者もいるそうで、元警察官や元軍人といった人達が多いのも特徴だそうです。 凶悪な人と戦う場面もあるでしょうから、体術・武術・戦闘訓練などは必要なのかもしれないですね。大学から軍隊をへて探偵社へというルートもありでしょう。
色々と大変そうで、道のりも長そうですが、夢を実現する為に頑張って下さい。

そうそう、日本でイギリスの探偵業について情報を得たいのなら、以下で情報を得るのも良いかもしれません。
財団法人 社会安全研究財団
http://www.syaanken.or.jp/index2.html
種明かしをすると、上記の情報はこの財団の世界の探偵業の実態リポートからの抜粋です。ネットで検索すればこの手の情報は容易く得られます、
これくらいの情報に簡単にたどり着けるようでないと探偵への道は険しいですよw