不動産鑑定士試験と他の資格試験との親和性について 司法書士試験と不動産鑑定士試験は親和性がありますか？ 土地家屋調査…

Question

不動産鑑定士試験と他の資格試験との親和性について
司法書士試験と不動産鑑定士試験は親和性がありますか？
土地家屋調査士と不動産鑑定士試験は親和性がありますか？
簿記試験と不動産鑑定士試験は親和性がありますか？

Answer 1

<司法書士試験と不動産鑑定士>

試験では民法と会計学は、司法書士の勉強をしておれば、鑑定士試験には大いに関係があり、有利です。逆に、鑑定士の勉強は司法書士の勉強には少しだけ有利です。それだけ、司法書士の科目の方が広く、充実しています。

仕事では取引先からの依頼が期待できます。

＜試験土地家屋調査士と不動産鑑定士試験＞

試験では重複するところは全んどありません。土地家屋調査士の試験は狭く、要領が良ければ短期で合格可能、難しくありません。

仕事では、司法書士と同様、依頼が期待されます。

＜ 簿記試験と不動産鑑定 ＞

不動産鑑定士試験の科目である会計学は、簿記２級程度の知識は当り前に要求されます。それだけです。

仕事には関係ありません。

私は不動産鑑定士、司法書士、土地家屋調査士の資格を持ち、司法書士をメインに事務所経営をしていましたが、司法書士関係から、たまに、鑑定依頼があった程度です。

鑑定士の仕事は、公的な仕事がなければ全んど経営は成り立ちません。民間からの仕事は少なく、コネ等によるなんらかの繋がり、手づるがなければ・・・。私は、司法書士の仕事の関係で金融機関の仕事が多かったのですが、鑑定の仕事は本店出入りの鑑定士？等が受注するのか、支店から依頼は、たまに、金にならない簡易鑑定くらいでした。