解決済み
MBA(経営学修士課程)は何処でも容易に取れるのでしょうか?それとも難しく誰でも取れる資格では無いのでしょうか?それとMBAの最近におけるビジネス業界のニーズは高いでしょうか?詳しい方教えて下さいお願いします、昔に比べ飽和状態?昔は海外での取得が一般的でしたが、 最近は国内でも手軽に取得可能?海外での取得と国内での取得ではレベルに大きな違いがある? 畑違いの工学部からでも可能な資格? 以上最近の就職状況も鑑みて資格の優位性や価値を教えて下さいお願いします。 ※主に就職先は金融関係でしょうか?公務員にはあまり有利な資格では無いのでしょうか?
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どこでも容易にとれるかというと、そうではありません。 学位ですので、難易度はビジネススクール(経営大学院)によって様々です。 欧米や中国東南アジアのMBAは経営知識も学べますが、コアとなるのはその知識を環境に当てはめてどのように判断していくかという判断力を磨く事を主眼としています。 日本ではMBAは必要ないといわれますが、これは日本では職位に対して権限・責任が欧米に比べて小さく、判断を求められるマネージャーとしての職務が比較的高年齢になってからという環境からきています。 つまり、欧米や東南アジアとは異なり、30歳前後のMBAを卒業したての人物がそのような役割を求められないため、ミスマッチとなり、学位を取得しても評価されないという状況になるわけです。 畑違いの工学部から取得可能かですが、もちろん可能です。 フォーチュン500の企業のCEOの学歴を見ていただければ、学部は理系でその後MBAを取得している人がとても多い事がわかるかと思います。 私も学部での専攻は政治学で経営関連の教科は全くとっていませんでしたが、MBAの学位はきちんと取得できています。 欧米や中国・シンガポールのビジネススクールと日本のビジネススクール比べると評価が低いのが現状です。 飽和状態にあるというのは、Accreditation、つまり第3者評価・認証がなされておらず、教育の品質がきちんと保たれていないビジネススクールが乱立していてMBAの学位が欧米・日本を問わず大量に授与されているためです。 ただし、評価の高い海外のビジネススクールを卒業していれば、日本でも卒業後の給与が高い水準である事は昔も今も変わりありません。 対外的にそれを計る事ができるMBAの多くのランキングは、アカデミックな部分だけではなく、卒業後の給与上昇率や給与の金額、就職率といった他の大学・大学院のランキングとは違う基準で評価がなされています。 卒業生の給与の高いスクールには当然、良い生徒が集中し、その結果、更に高い給与水準となり、スクールのランキングは高くなります。 例えば、最もメジャーなMBAランキングの一つであるファイナンシャルタイムズのグローバルMBAランキング2017によると2位のStanford Graduate School of Businessだと、卒業後3年後の平均年俸が195,322ドルで給与上昇率が93%となります。 30位のAlliance Manchester Business Schoolが130,535ドルで給与上昇率108%となり、この前後あたりまでが一般的に言われる一流校と呼ばれるところとなります。 ただ、この30位近辺はよく入れ替わるので32位のUCLA、33位のオックスフォード、38位のカーネギーメロン等も一流校と言われています。 70位のRutgers Business Schoolが108,479ドルで130%の給与上昇率、80位のBoston College: Carrollが116,433ドルで90%の給与上昇率、91位のUniversity of Edinburgh Business Schoolが102,804ドルで67%の給与上昇率、そして100位のQueen's University: Smithが93,102ドルで85%の給与上昇率となります。 基本的に100位に入るスクールはそれなりに知名度があるところなので、海外で就職または外資系に務めるのであれば十分武器になります。 年齢的には卒業後3年というと30〜34歳となるスクールがほとんどですが、その年齢でランキングに入るスクールの一般的な卒業生は少なくとも年俸1000万円を超えられるという事です。 http://rankings.ft.com/businessschoolrankings/global-mba-ranking-2017 対して日本のスクールでは、そのような数値があまり公開されていません。 今年初めて早稲田ビジネススクールがメジャーなランキングの一つであるQSのMBAランキングに入る事ができ、そして141-150位に入る事ができました。 このランキングはFTやもう一つのメジャーランキングであるエコノミスト二比べると給与関連の割合が低いのですが、それでも快挙と言えます。 ただし、会社から評価されるかというと、その公開された年俸の数字を見ればわかりますが、あまりされていないのが現状のようです。 FTのように3年後ではなく3ヶ月後なので直接の比較はできませんが、早稲田の卒業生の年俸は40,000ドルで非常に低いのが現状です。 ちなみに、一番日本で年俸が高いのは151位から200位に入った名古屋商科大で65,000ドルで早稲田の卒業生を大幅に上回っています。 給与情報は公開されませんでしたが、同志社と立命館APUも200位+に入っていました。 https://www.topmba.com/mba-rankings/global/2018 日本のMBA入学年齢の平均は30代前半〜中ばと言われています。 日本と海外の卒業生の年齢差を考えると年俸の差はさらに広がります。 企業側から見てもミスマッチで、さらに卒業しても年俸も高が知れているとなるとあ日本で評価されていないと言われても仕方のないのが現状です。 ただし、海外のビジネススクールに関しては、入る前から年俸も高く、高額な学費を自分で調達できている人間であることから、MBAを取らなくても十分成功する可能性の高い人材という点も考慮に入れておく必要があります。 例えば、Stanford Graduate School of Businessの場合、勤務経験4年の26-27歳で入学してくるわけなのですが、その時点で約10万ドルの年俸をもらっている人なので、在学期間の2年とその後の3年の合計5年間をそのまま働いていても同じような年俸を取得できた可能性があるということです。 就職先は金融機関とは限りません。公務員もいないわけであはありませんし、コンサルティング業界もメジャーな就職先の一つです。
国内の場合、欧米でのMBA人気もあり、大学によるでしょうね。 国内の場合、2006年までしか公表されてませんが、2736名も進学しています。 2018年度は元株式会社のグロービス経営大学院大学だけで募集人数は705名です。Fランク大学の名古屋商科大学大学院に226名も入学しています。つまりこの2校で約1000名も入学しています。 国内でMBAを取得する場合、純粋に自分のために行きましょう。大学を選ばずに就職条件を良くするためにいくと厳しい現実に直面すると思います。 https://mba.globis.ac.jp/about_mba/overview.html
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