CIAは、普段何の仕事してるんですか？スパイみたいな職種の方々は、今の時代も存在するのですか？

Question

CIAは、普段何の仕事してるんですか？スパイみたいな職種の方々は、今の時代も存在するのですか？

Answer 1

いつの時代だって、どんな組織だってスパイは存在するもの。

ヴァージニア州に本部があるCIAがやっている事は、簡単に言えば情報を収集し、それを分析する事と、秘密工作活動を行う事の3つ。

CIAの局員、すなわちインテリジェント・オフィサーの中で、現地派遣される正規の要員を「ケース・オフィサー」または「フィールド・オフィサー」と呼ぶ。局内で報告書を書くのが専門の事務職が「リポート・オフィサー」という職種もあります。そのリポートを受けて細かく情報を精査する分析官は「アナリスト」。

担当地域ごとに部署が分かれており、専門知識を持った分析官がいる。

CIA作成によるリポートはホワイトハウスに届けられ、大統領が国内外の情勢を把握する為に目を通す訳です。

スパイには外交官や駐在武官といった公式な立場に身をやつして赴任するものと、NOC（ノンオフィシャルカバー）と呼ばれる民間人に成りすまして潜入活動する非公式な（いわゆる一般的に想像されるスパイのイメージに近い）ものがある。

外交官や駐在武官がスパイとして活動するのは外交特権を悪用でき、大使館内は治外法権として安全が確保され、暗号で情報を本国とやり取りするなど諜報活動を行う上でとても便利な場所だからで、職務を通じて政治家や官僚といった工作対象にも接触しやすいから。

そして、エージェントと呼ばれる協力者の存在が挙げられる。映画やドラマではよく情報機関の人間を指してエージェントと呼ぶがこれは間違いで、実際にはエージェントとは外部の人間の事を指し、局員であるインテリジェント・オフィサーとは区別される。
エージェントとは調査対象とする組織や人脈の「中の人」で、ケース・オフィサーによってリクルートされる、要するに「裏切者・内通者」。現実のスパイ活動では、このエージェントの獲得工作こそが肝要であり、局員自らが調査対象組織にリスクを冒して潜入するようなことはほとんど無いといいます。これは例えば、日本の公安警察にしてもソ連のKGB（現在のロシアSVR）にしてもそうです。
リチャード・ヘルムズ元CIA長官曰く「組むのに最適なのは犯罪者。法律の抜け道を知っているしネットワークも潜伏場所も持っている。汚職政治家や警察も先刻買収済み。これ以上の協力者はいない。相手は麻薬や殺人に手を染めている危険な連中だが、こういう手合と付き合わなければ諜報活動など成り立たない」

秘密工作活動の面については、アメリカに都合の悪い政権を転覆させる。あらゆる合法的・非合法的手段によって嫌がらせを行い政府の弱体化を図る。この一点に尽きます。

現在、CIAが行っている秘密工作活動の最たるものはシリア内戦への関与。反体制派を訓練し、武器と資金を供与している。
イエメン、ソマリア、アフガニスタン、パキスタンといった国ではRQ-1プレデターなどの無人偵察機を運用し、ヘルファイアミサイルによるテロリストのマンハント（人狩り・暗殺作戦）を行っている。

過去にCIAが行ってきた秘密作戦のほんの幾つかを紹介します。
イラン…モサデグ政権に対する転覆工作（議員の買収、プロパガンダ流布）
フランス…内政干渉（右派の労働組合支援、コルシカ人マフィアと結託）
グアテマラ…アルベンス政権に対する転覆工作（右派将校によるクーデター支援）及びマヤ族に対する虐殺関与
日本…内政干渉（自由民主党支援）
キューバ…カストロ政権に対する転覆工作（亡命キューバ人組織による侵攻作戦立案、旅客機爆破テロ）
チェ・ゲバラの抹殺（ボリビア軍支援）
コンゴ内戦関与（パトリス・ルムンバ首相暗殺）
チリ…アジェンデ政権に対する転覆工作（右派将校によるクーデター支援）
中華人民共和国…共産党・毛沢東政権に対する圧迫（亡命チベット人によるゲリラ部隊組織）
インドネシア…内政干渉（反共キャンペーン支援）
ベトナム戦争でのベトコン刈り、民間不正規戦グループ結成
ニカラグア内戦関与（独裁者ソモサ政権支援）及びFSLNサンディニスタ民族解放戦線に対する圧迫（コントラ支援、港湾の機雷封鎖）
ドミニカ共和国…独裁者トルヒーヨの排除
中南米の麻薬カルテルとの結託及び密輸犯罪関与
イタリア…内政干渉（赤い旅団支援、モーロ元首相暗殺関与）
パキスタン…内政干渉（右派将校によるクーデター支援）
ソビエト連邦への圧迫（列車の脱線テロ、地雷敷設、アフガニスタンにおけるムジャヒディン支援など）
ユーゴスラビア…ミロシェビッチ政権に対する転覆工作（コソボ解放軍支援、アルバニアマフィアと結託、学生運動の扇動）
イラク…フセイン政権に対する転覆工作（シーア派及びクルド人勢力支援）
ハイチ…アリスティド政権に対する転覆工作（大統領の拘束と国外追放）
アフガニスタン…タリバン政権に対する転覆工作（北部同盟支援）
アル・カーイダ…テロ容疑者に対する国際的拉致作戦（秘密施設ブラックサイトに収容しての尋問）
ベネズエラ…チャベス政権に対する転覆工作（クーデター未遂）
etc.

Answer 2

この日本で、CIAの正確な業務内容を把握している人は皆無に等しいと

思います。

また、知られるようではエージェント達は、クビでしょ

私が唯一知る情報は、東京の赤坂(青山墓地の隣)にCIAのヘリポートがあります。

表向きは、米軍関連施設、宿舎と成っていますが、ここが古くからの活動拠点

だったと聞いています。

バブル景気の頃日本国内に90人~100人のエージェントがいるという話しを

在日アメリカ人から聞いた記憶があります。

それは軍事スパイでは、なく日本企業のハイテク技術、民生技術の情報、把握

そして政権中枢(首相、閣僚)の行動監視(米国に不利益になるような政策の立案)

などをしているかどうか？

また冷戦時代には、旧共産圏からブロパガンダ、イデオロギーの流入などの監視

これが主な任務と米国人から聞いた記憶があります。

現在については全くわかりません。

Answer 3

普段は普通に働いたりしてる
そもそも誰がCIAなのか当人同士でもわからない事がほとんどみたいです。
今の時代だからこそ存在します