三級の養成施設としては ・神戸大学(神戸商船大学) ・東京海洋大学(東京商船大学) ・東海大学 ====水産学部の壁==== ・長崎大学 ・鹿児島大学 ・北海道大学 ・水産大学校 ・東京海洋大学(東京水産大学) がありますね。長大鹿大北大は4年間の本科を卒業後東京海洋大学の水産専攻科に進学する形になります。 水産学部系の養成施設は大抵自前で練習船を持っているのも特徴です。 実際に東海大出身の航海士で活躍されている方もいらっしゃるので言いづらいですが、東海大は余り評判はよろしくないです。 どの大学も乗船実習があるのですが、東海大学はよくも悪くも私立で実習中もある意味「お客様待遇」に近い節があり、少人数とはいえ実習の質は他の大学ほど高くなく、特にロープワークや出入港作業にその差が見られるという事を現役の人からお話を聞きました。 また、大学としては 神戸大学=東京海洋>水産系の各大学>東海大です。 外洋へ出るなら神戸大学か東京海洋大学が一番確実かと思います。 就職実績でみるとダントツです。 それぞれの大学に魅力はありますが、私立の東海大は学費面でもオススメいたしません...。 普段の学費に加えて実習費用にいくらかかることやら...。
ありがとう:1
私は東海大学OBですが、東海大学からも優秀な航海士はたくさん卒業していますよ。確かにとんでもなく学費は高いですが、少人数学科のため、国立以上に仲間意識があり、特に遠洋航海では、様々な学部・学科の学生や先生方との交流があるので、顔や見分は広がります。 よく言われるのは、確かに知識では国立には及ばないですが、実務面や酒の席では国立に勝る人も多いですよ。国立は大人数で教育されるので、全員が教官の模範演技を見れなかったりすると大学の実習船の操舵手が言ってました。 どこの大学を出たかではなく、大学で何をどう学んだかですよ。社会人としてのスタートラインはみんな一緒です。 あとは、どんな先輩・同期・後輩に巡り合ったかですね。東海大学は3大学の中でも一番同期に左右されると思います。教えあうのか、ライバルと思って蹴落とそうとするのか?
元来海事教育(船員養成)は、外航に限らず国の役割です。 神戸大学の海事科学部(昔の神戸商船大学)東京海洋大学の海洋工学部(昔の東京商船大学)が、商船士官の養成大学です。卒業後にほぼ自動的に3級は取得できるが、大手海運会社への就職には、2級、1級の学科試験に合格しておく必要があり、 乗船履歴を経ることによって、それぞれの口述試験を受けて合格後に、2級、1級の 正式の免許が取得できる仕組みになっています。 それに加え、水産系では東京海洋大学海洋科学部を出て専攻科に行き3級免許を取得することができます。(鹿児島大、長崎大の水産学部卒業生は、海洋大の専攻科を経る必要があります。)もしくは農林省所管の水産大学校に進む方法があります。 免許の種類は商船系も水産系も同じです。 東海大にも船員要請の学科はありますが、学費も高く、実際私学出の外航船員が誕生しているかどうかは存じ上げませんし、果たして求人があるのかな? 詳しくは下記を参照に http://www.uminoshigoto.com/sailor/work_of_the_sailor.html 日本の外航会社も必ずしも日本船員を雇用する必要はなく、外国籍の船員が多数乗船しています。自社で東南アジアに船員養成機関すら運用しそこからも採用を行っているのです。
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