公立だろうと私立だろうと、高校の教員免許が必要になります。
当然必要です。 先日問題になりましたが、無免許で生徒を教えると、担当した教科の 単位が無効になるおそれすらありますからね。 教師になるためには、教員免許を取得したうえで都道府県などの自治体 または私立学校の採用試験を受けて合格する必要があります。
この質問の回答は実は結構難しい話になります。 そもそも公立であっても教員免許が不要な場合もあったりします。 と言うのも、教員免許が必要な場合の大原則としては、"教科指導をする場合"に必要です。 ただどれが教科指導かって言うのは難しいので、簡単に言うと"成績が付くもの"については教員免許が必要になると言うイメージで良いと思います。 と言う訳なので、例えば特別活動(学校によってはLHRとか学活とかホームルームと呼ばれる物)や、総合学習などについては理論上は教員免許が無くても指導が可能です。 この理論のせいで、部活の指導で外部からコーチを呼んだりするのもOKですし、総合学習の時間に近所のおじちゃんやおばあちゃんを呼んだりする事も可能な訳です。またホームルームや全校集会で元日本兵のおじいちゃんのお話とかが出来るのもその為です。 また同じような理論ですが、本来の教員が居て、その補助として指導をする場合には教員免許は無くてもOKです。 このため英語でALTの先生が一時的に来る学校もあったりしますが、本来の英語の先生が居る状態でALTの先生が来ていれば、ALTの先生に教員免許は要らない訳です。 と言う訳で、公立であっても稀に免許が無くても指導を行っている事があります。 さて、私立の場合もほぼおんなじ考え方です。 基本は教員免許は不要ですが、稀に免許が無くても指導している場合も有ります。 ただし、さっきのALTの考え方と似たような考え方をする事によって、私立ではもうちょっと広い範囲で教員免許が無い人が指導を行う場合があります。 と言うのも例えば音楽の和太鼓の時間だけ和太鼓の達人を呼んで来たり、書道の毛筆の時間だけ書の達人を呼んで来たり、工芸の時間の陶芸の部分だけ陶芸の達人を呼んで来る・・・ と言うような方法を取る場合には教員免許が無くてもOKです。 ちなみにこう言う免許が無い達人の人たちが指導を出来る制度を、特別非常勤講師制度って言います。 指導出来る範囲は教科の中の一部の分野だけで、さらに1年間の中の一定時期だけ指導する場合にOKになります。 と言う訳で、基本的には私立でも教員免許が必要なんですが、場合によっては無い人が指導をしている場合もあるので多少の例外はあると思っておいて下さいね。
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