解決済み
ゼネコン設計部と組織設計の仕事内容の違いは? 現在就職について考えている建築意匠設計の学生です。 設計の就職先としてゼネコン設計部、組織設計事務所がメジャーだと思いますが、具体的に仕事内容にはどのような違いがありますか? 例えば大林組は実績として施工の方がかなり多く挙げられると思いますが、そのような会社の設計部は何をするのでしょう? また、給料や福利厚生の面ではゼネコンの方が良いと言われますが、年収はゼネコン・組織設計それぞれどの程度のものでしょうか…?(目安程度で大丈夫なので教えて頂けると助かります)
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実は難しい質問だと思っています。 組織設計事務所て働いてる人がゼネコン設計部で働くことがないからです。その逆も同じです。 設計は基本設計と実施設計の2段階にわかれています。 ざっくりいうと… ◽︎基本設計とは 何もない更地に、こんな建物にしたらどうだろう、と計画し大枠を考える。図面も作ります。 ◽︎実施設計とは リアルに建てるとき、本当に細かいところが収まるのかミリ単位で調整し、更に細かく図面におこしていく 組織設計事務所は基本設計を行うことが多く、実施設計をゼネコン設計部が行うことが多いようです。 もちろん、多い。という話であって、組織設計事務所でも基本設計と実施設計を行うことはたくさんあると思います。 逆にゼネコン設計部でも基本設計と実施設計を行うことはあると思います。 頻度の違いなので、携わる機会の多さが変わるだろうという話です。 また、ゼネコンには技術研究所があるので、会社の保有している技術を用いて設計できます。 例えば、高強度のコンクリートにおける技術をもつゼネコンであれば、細い柱を実現できるかもしれません。 かといって、組織設計事務所の設計が全て細い柱なわけではないと思います。 実際に作るのはゼネコンの施工部隊なので、その施工業者が強度を高めて柱を細くできると提案してくる場合もあるかもしれません。それが可能かどうかを検討するのがゼネコン設計部。おそらく施工部隊から依頼されて検討します。 要は基本設計段階から保有している技術を組み込めるかどうかの違いです。 基本設計が学生のイメージする設計行為に近いかもしれません。
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