また私が答えさせていただきます。 なかなか、航海士についての質問に答えて下さる方って、少ないですよね。 私は、Twitter等で、「船乗りになりたい方」などの相談を受け付け、活動をしています。 よろしければ、私にご質問いただければ、迅速な回答致します。 さて、本題に入らせて頂きますが、私はまだ学生であり、経験はないですが、実習船に長く乗っている経験がありますので、その時の体験談をお話しますね! 私は実は、とても精神面が弱い面があり、何回も何回も、「この道を辞めたい…死にたい…」などと、思ったことがあります。 その理由としては 〇同じ船に乗っているメンバーと仲良くなれなかったり、いじめられたりした時。 →やはり船乗りは、船という限られた空間で数ヶ月間、生活しなくてはいけません。仕事の時はもちろんのこと、ご飯の時も、プライベートの時も同じ空間です。ひとりになれる場所は、唯一、自分の部屋しかありません。そういう限られた空間において人間関係を崩してしまうと、とても大変なことになります…。陸上の会社なら、1緒にいるのは、仕事中の時だけで、帰宅すれば解放されますから、そんなに辛くはないですが、船は限られていますからね。 〇会いたい人に会えない。連絡しか取れない日々。帰りたくても周りは海。 →船で勤務をすると、会いたい人にも、いつでも会える訳ではありません。国内航路の船であれば、どこかに着岸した時に、その着岸地まで彼女に来てもらえば会えますが、そうでもしない限りは基本的に会えません。1ヶ月〜2ヶ月くらいの休暇の時しか会えません。会いたくても、周りは海です。辛いですよね。 大きなものは、だいたいこの二つくらいです。しかし、それでも続けれる理由は、なんだと思いますか? やはり、そこは船乗りの特徴である、長い休暇と沢山の給料です。 つまり、会いたい人にも会えなかったり、行きたいところに行けなかったりした分、そのお返しとして、沢山の休みや、お金が付いてくるのです。 あとは、限られた船という空間の中で、楽しむコツをみんな知っているからです。 そのコツは、やはり、人間関係を楽しくするしかありません。 あとは、会いたい恋人が待っているから。会いたい友達が待っているから。 そんなものがあるから、船乗りを続けていけるのです。 以上でよろしいでしょうか?
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