職に困らない資格=介護福祉士 職の幅が広がる資格=社会福祉士 職に困らないということは、社会からどれだけニーズがあるかに関係してくると思います。今後の超高齢社会を考えた場合に、身体介護・認知症介護のニーズは圧倒的に高いでしょう。とすると、介護福祉士のニーズは最も高いということがいえます。初任者研修も同様にニーズは高いですが、職に困らないということでいえば、より専門性が担保されている介護福祉士に軍配が上がります。 ケアマネについては一定数、法律で有資格者が決められているので、ある程度は、職に困らない職種であるといえます。ただし介護保険制度に振り回される職種であるため、未来永劫ケアマネが存在するかは不透明です。でも受験資格が整ったら取得しておくのはいいと思います。 社会福祉士、精神保健福祉士については、これからも必要とされる専門職なのですが、日本は、相談援助という、目に見えにくいものに対してコストを払おうという基盤がまだ整っていない面があります。したがってこれらの資格の中では、下位に属することになります。 まとめますと、介護福祉士、初任者研修、ケアマネ、社会福祉士≒精神保健福祉士の順で職に困らないと思います。 もっとも職の幅がひろがる資格はどれかということについては、社会福祉士ではないでしょうか。もしくは複数の資格を取得すれば、職の幅は広がると思います。
給料は関係なく単に就職が出来るという意味では、介護福祉士か初任者研修でしょう。しかし、給料は期待できません。 給料的にはケアマネの方が良いですが、職は介護福祉士よりも少ないです。 社会福祉士は資格を取っても職の幅は広がりません。出来る事は無資格と同じです。 精神保健福祉士も社会福祉士と似たようなものですが、精神分野であれば、必置基準や診療報酬の関係上、実質的に業務独占に近い状況です。
☆介護福祉士、初任者研修修了者 利用者の入浴介助・排泄介助、通院介助、オムツ交換 調理、洗濯、掃除 ・・・といった、肉体労働系のお仕事です。 ※介護福祉士や初任者研修修了者は、 腰を痛めたり、体を壊したりして、 辞める人も多いので、 求人募集が非常に多いです。 ☆社会福祉士 (例) 「私(40歳代女性)の実母が、脳梗塞で倒れ、右手と右足が動かなくなり、介護が必要となりました。 私の実父は、4年前に、胃がんで亡くなったので、 介護する人が必要なら、一人娘である私が、今の仕事を辞めて、介護することになります。 ですが、今は、高校2年生の長女と、中学3年生の長男の学費や、 住宅ローンの返済で、お金がたくさんかかるので、 主人の給料だけでは足りない、と思います。 できれば、今の仕事を、このまま続けたいのですが・・・」 ・・・といった、福祉や介護に関する相談をきいて、 どうすれば良いか、アドバイス・助言をする、というお仕事です。 ※社会福祉士は、1つの福祉施設に、1人しかいない。 ・・・といった場合が多く、 今働いている人が退職することになって初めて、 新しい求人募集が出る、という感じなので、 求人募集は、少ないです。 →社会福祉士など、事務系のお仕事は、 辞める人は、ほとんどいませんので、 募集は、あまりありません。 ☆精神保健福祉士 (例) 「私(40歳代女性)の娘(20歳代)が、 うつ病になり、 仕事を退職し、医師の指示のもとで、自宅療養していました。 このたび、だいぶ良くなってきたこともあり、 娘が「何か仕事をしてみたい」と、申しております。 どんな仕事が良いでしょうか?」 ・・・といった、精神疾患や福祉に関する相談をきいて、 どうすれば良いか、アドバイス・助言をする、というお仕事です。 ※精神保健福祉士は、1つの施設・病院に、1人しかいない。 ・・・といった場合が多く、 今働いている人が退職することになって初めて、 新しい求人募集が出る、という感じなので、 求人募集は、少ないです。 →精神保健福祉士など、事務系のお仕事は、 辞める人は、ほとんどいませんので、 募集は、あまりありません。 ☆ケアマネ (例) 「Aさん(70歳代女性)は、 ほぼ寝たきりで、自力ではベッドからの移動ができないので、 ヘルパーが1日3回、Aさんの家に行って、 おむつ交換する必要があるわね」 「Bさん(70歳代男性)は、 1人暮らしで、一日中ずっと自宅で過ごしているから、 週に1回くらい、バス送迎付きのデイサービスセンターに、遊びに行ってもらえば、 気分転換になって良いんじゃないかしら?」 ・・・という風に、 高齢のお客さんの、 身体の状態や、普段の生活状況など、から、 「どんなサポートが必要か?」 ・・・というのを考えて、 1ヶ月分の介護のサポート計画(ケアプラン)を作る、というお仕事です。 ※ケアマネの資格をとるために受験する資格試験には、 「医療・介護・福祉に関する何らかの資格を持っていて、 医療・介護・福祉に関する仕事で、5年以上働いた経験のある者」 ・・・という受験制限がありますので、 「医療・介護・福祉に関する仕事は、一切やったことありません」 ・・・という状況では、 ケアマネの資格をとることは、できません。
介護福祉士と初任者研修が最も職に困らないと思います。 介護の現場は常に人手不足です。 上記のどちらかがあればとりあえず就職には困らないでしょう。 社会福祉士と精神保健福祉士は将来性はあると思いますが、就職は厳しいものになるかもしれません。 しかし職の幅は広がると思います。 精神保健福祉士はより専門的なソーシャルワーカーですので、職の幅は社会福祉士に軍配が上がりそうです。 ケアマネはすでに飽和状態です。 不要論や廃止論がある仕事ですので、この中では最も将来性がなさそうな資格と思います。 介護保険の方向性で立ち位置も変わってきますし、いつまでこの資格が存在するかもわかりません。 ですので一生の仕事にできるような仕事ではありませんね。 私の周りではもうケアマネ資格の更新をしない方も多数出てきました。
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