解決済み
時計職人のように、かつてはその技術を習得すれば一生安泰だったのに・・・というものを教えてください。 衰退した理由もお願いします。
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今でも本当の意味で職人技術を習得したとしたら、食うには困らないだけの立派な職業と考えてよいと思います。 かつての機械時計主流の時代からクオーツ時計主流の時代に時が流れたために、生活時計の価格が暴落して、ほとんど時計使い捨ての時代に入りました。昔のように町の時計屋さんに壊れた時計を直してもらうよりも、新しい時計を買った方が安くなり、結果町の時計屋さんから職人が消え、薄利多売流通業の時計屋さんばかりになりました。 しかし、そんな中でも根強い機械時計マニアは残っています。機械時計は3~5年ごとにオーバーホールする必要があります。このオーバーホールに8~12万円の費用がかかります。本当に時計を大切にする機械時計マニアであればこの費用をもったいないとも思わず払います。 つまり、確かな技術が身についていれば、自分の仕事に対する正当な対価は得られると思います。 ちなみにロレックスなどを正規のサービスセンターに出してオーバーホールしようと思うと、数か月間待たされます。確かな技術を持った職人の数は常に不足していると感じます。ロレックスなどは、スイスのクロノメーター基準の合格承認を持っていますが、新品で買った時よりも日本でオーバーホールした後の方が正確に時を刻みます。日本の職人技がいつまでも残るように、是非頑張ってください。
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