医者に必要な知識で、どの程度あれば良いか?という質問に関しては。 医者になるには医師国家試験に合格しないといけないので、法律的には医師国家試験に合格できる知識までは最低限、勉強しないといけない、というのが一番答えに近いでしょうか? 知識と経験はあればあるほど良く「基本的な知識で、これだけあれば、一人前」と言える普遍的なものはないと思います。また、せっかく覚えても、どんどん医療は進歩するので。 多分、何科であっても、医者を続ける限りは、勉強し続けないといけないんだと思いますよ。 しかし、人間には覚えられる量にも、勉強する時間にも限りがありますので、その中で、どういう知識を中心に覚えておくか、という取捨選択はしていく必要があるかと思います。例えば、3次病院の医師と、1次病院の医師では、必要な知識は異なると思います。 外科医の医師が、毒物を誤って飲んでしまった時の対処法を知っているか?という質問の意図がちょっと分かりかねるのですが。中毒などの急患を内科がみるのか、外科がみるのか、というのは病院によって違うと思います。 そもそも、当直時、救急当番時は、内科、外科とか分かれてなくて、1人の医師が全部診ないといけない、というような、全科対応、という病院も多いです。特に2次、1次の病院はそうだと思います。 なので、答えとしては、中毒の治療経験がない外科医の方が少ないんじゃないでしょうか? でも、毒物を飲んだ時の対処法を知ってるかどうか?となると。毒物の種類によると思いますよ。 農薬とか、タバコとか、一般的なものなら、もちろん、知ってる事が多いと思いますが。 「こんな毒物、よう知らん」という珍しいものなら、対処法は分かんないと思います。 そういう時は、状況によりますが、患者さんの状態が安定しているのなら、医療機関専用の中毒の情報センターがあるので、問い合わせて、対処法を聞きますし。 状態がとにかく悪いし、問い合わせてる余裕がなさそうとかなら、とりあえず、呼吸器つけたりとか、生命を確保することを最優先しつつ、3次救急に運ぶ、という形をとると思います。
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一刻を争う救急蘇生に関してはいつでもABCの順でできなければ ならないでしょう。 服毒などの場合は飲んだ品物によって対処法が変わってくる 可能性があるので、その都度、物質と対処法を確認すべきです。 有機リン系農薬服毒に対する対応処置はサリン被害救命に役立つ かもしれません。
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