IT関係という表現ですが、曖昧で明確は定義はありません。 ITという言葉はインフォメーション・テクノロジーの略で、 それらを扱う企業や仕事はすべてIT関係あるいはIT関連という言い方をするのが一般的です。 仕事を聞かれ、IT企業という意味で、『IT関係です』と答える人だと、 たとえばソフトやアプリケーションを作っている会社、 代表的な企業だとマイクロソフトやオラクル、SAPなどを指します。 インターネットや通信企業も含まれますのでNTTやKDDI、ケーブルテレビ、 インターネットサービスプロバイダー(ISP)、このサービスを提供しているYahoo JapanやGoogleなども含まれます。 最近ではSNSやスマホゲーム企業もさしますのでFacebook Mixi Twitter サイバーエージェント DeNA等もさします。 ネットでECビジネスをするAmazonや楽天も含みます。 上記は代表的な大手企業ですが、当然ながら下請けを行う企業もありますので、それらもIT関連という言い方をします。 一方、IT関連を仕事という意味で使った場合は、これはかなり広範囲になります。 上記の一般的なIT企業で勤めている人たちに加え、大手企業ですと社内のコンピューターシステムを管理する人たち (社内SE)がいます。彼らはIT企業とは全然関係のない金融機関や商社などの中にもいますので彼らの仕事もIT関係です。 官公庁などで住基ネットの管理をしている人たちも公務員ですがIT関係の仕事と言えます。 仕事を細分化すると、 業務用システムを企画、設計、開発、導入、運用する人たち、業務以外のシステムを企画、設計、開発、導入、運用する人たち、インターネットセキュリティー、ネットワーク企画、構築、運用などをする人たちもいます。 一方で仕様に基づきひたすらプログラムを書く人もいます。 ホームページを作成する人たちもITという場合もありますし、 デジタルカメラを制御する組み込みアプリケーションを開発する人もIT関係という場合もあります。 そして、複雑なシステム開発の場合、予算やスケジュール管理をするプロジェクトマネジャーもいます。 自分で手を動かして開発はしませんがIT関係の仕事と言えます。 システムのコンサルをする人たちもIT関係です。 システムを販売する営業の人もIT関係の仕事をしています、という場合もあります。 ではどうして『IT関係』という表現をするのか? 大きく分けると3つに分けられます。 ・ 複雑すぎて素人には理解されないとあきらめている場合 あまりに広すぎて素人に言っても何をやっているか理解されないので、 上記のような仕事をしている人はめんどくさくなって『IT関係の仕事です』という事が多いです。 ・ ITの下請け企業に勤務されている場合 大手企業の子会社なら理解されるかもしれませんが、無名の企業も多いので 『IT関係の仕事です』という人が多いです。 ・ 機密情報に関わる仕事内容であるため 案件によっては軍事や金融など機密情報であるため、曖昧にしている人たちもいます。 (国防や金融、最先端技術であるものの開発に携わっている人たち)
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